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【釣り場ガイド】寒の美味魚、大漁スポット8選
冷え込みが厳しい冬場は釣りづらい面もあるけど、実はうれしい部分も多い。1級釣り場でも混雑しにくいし、何より脂がしっかりと乗ったおいしい魚が揃うという点は見逃せない。特に注目したい以下の釣り場で冬の美味を追求できる釣りを楽しもう!!
須磨海岸・千守突堤周辺(兵庫県)
■ターゲット…カレイ・キス
メインターゲットはカレイ。他に落ちギス(良型キス)の数釣りも期待できる。
最も期待度が高いのは突堤だが、砂浜からでも狙える。カレイ仕掛けで狙っている際、アタリがあるのにハリ掛かりしないときはキスの仕業であることが多い。その場合はハリのサイズを落としてキスも狙おう。
仕掛けは市販品でOK。カレイのみを狙うならカレイバリ13号前後、キスも狙うなら11号前後のハリを用意する。
なお、東向きへ投げるときはウインドサーファーに、突堤の間を探るときは対岸の人に注意すること。
淡路島・翼港(兵庫県)
■ターゲット…カンダイ
カンダイは小・中型を中心だが、70㌢オーバーの大型が釣れることもある。他にもガシラ・イシダイが釣れることもある。
護岸の足もとから5㍍沖にかけて沈んでいる捨て石(海藻が生えている)の少し沖へ仕掛けを投入する。仕掛けに藻にからむようならもう少し沖を狙う。
水深は10㍍以上ある。海峡筋に位置することから潮流が速いため、小潮回りの日を選んで釣行するのがよい。
カンダイが餌を食うと大きなアタリがでる。竿先がしっかりと入るまで待ってから竿を目一杯あおって合わせよう。根に入られたら糸を緩めて待つ。しばらくたって出てきたらリールを一気に巻いて浮かせよう。
※駐車料金500円、清掃協力金1人500円が必要。
淡路島・鳥飼漁港(兵庫県)
■ターゲット…タチウオ・スズキ・キス・カレイ・メバル
淡路島の西浦エリア(島の西部。播磨灘側)に位置するこの港では、北西風が強い日にタチウオとスズキがルアーでよく釣れることがある(ベテラン向きのパターン)。強風と風で生じるウネリによって海底がかき混ぜられることから海はひどく濁るが、その濁りの中でもまれる小魚をタチウオやスズキが捕食しようと集まってくる。例年、1月は指3本半〜4本級のタチウオや良型のスズキがよく釣れる。
釣り方は、濁りのきついテトラ際などに沿って12㌢前後のミノーをただ引くだけ。よく飛び、よく泳ぐルアーを選ぶことで効率よく探れる。
風波のない日は港内のチョイ投げでキスが狙える。20㌢オーバーがコンスタントに釣れ、25㌢級が混じることもある。また、大波止の外向きでカレイを狙うのもおもしろい。
夜はシラサエビやアオイソメを餌にしたウキ釣りでテトラ際を探るとメバルが釣れる。水深のある港なので時合が長く続きやすいのが魅力といえる。
釣況問い合わせは、まるは釣具・洲本店(0799・23・1075)
淡路島・多賀の浜(兵庫県)
■ターゲット…カンダイ、他
メインターゲットは60㌢級のカンダイ。淡路島では1年中狙える魚だが、餌取りが減る冬場は最も釣りやすいといえる。見た目はいかついが、淡泊な白身は煮付けなどにすることでおいしくいただける。
カンダイの他、フカセ釣りでチヌが狙える。沖へと向かう潮に仕掛けを流すパターンで40〜50㌢の数釣りができることもある。
夜はシラサエビやアオイソメを餌にしたウキ釣りで20㌢オーバーのメバルが釣れる。型狙いならルアー釣りがおすすめ。1.5㌘ほどのジグヘッド+ワームで夕方から釣り始めると、よい釣果が期待できる。春からはアコウの良型も狙える。
釣況問い合わせは、まるは釣具・洲本店(0799・23・1075)
林崎漁港(兵庫県)
■ターゲット…メバル・カレイ
冬場の明石周辺ではメバル狙いがおもしろい。12月初旬〜中旬にかけてはタイミングしだいで20㌢オーバーが入れ食いになることもある。また、12月下旬〜1月初旬には20〜25㌢級の連発も期待できる。
有望ポイントは沈みテトラのある東のエリアや、外向きベランダの西側など。ただし、視界のわるい夜は外向きテトラでの釣りは危険なので控えること。水深は全体的に浅いため満潮前後の時間帯を狙って釣行するといいだろう。
メバルの他、1月中旬はベランダからの投げ釣りで30㌢オーバーのカレイがよく釣れている。
港内にゴミ箱は設置されていないので自分が出したゴミは必ず持ち帰ること。また、車はマナーよく駐車スペースにとめること。
釣り場付近の望海浜公園には公衆トイレがある。山陽電鉄・西新町駅から徒歩15分ほどなので電車釣行も可能だ。
灘浜(兵庫県)
■ターゲット…メバル・ガシラ・チヌ・スズキ
姫路周辺でメバルの良型を狙うならこの釣り場がイチオシ。付近の発電所から出る温排水の影響で冬でも海水温が高いぶん元気な魚が多い。
12月はスズキやチヌを狙うのが楽しい。1月からはメバル・ガシラ狙いがおもしろくなる。根魚に関しては、足もとから少し沖にかけて沈んでいるテトラと、その沖の砂底との境界を重点的に探る。根掛かりは少ないのでじっくりと探りたい。
足場はテトラが中心だが、割と安定しているためビギナーでもエントリーしやすいだろう。ただし、エントリーする際は単独釣行は避け、救命具を必ず着用すること。
岸和田沖一文字(大阪府)
■ターゲット…カレイ
産卵を意識したカレイが多く集まる釣り場として知られており、クリスマス前後に釣り人が大勢詰めかける光景は冬の泉南の風物詩となっている。近年は釣果がやや下降気味だが、不調年が続いた後は好調になることも多いためチャンスは毎年あるといえる。
カレイは12月中旬からポツポツと釣れ始める。おすすめポイントは沖の北からカーブにかけてのエリア。3本の竿を用意し、遠・中・近と投げわけて狙おう。そして、最初に釣れた投点付近を集中的に狙えば効率的に数を稼げる。短時間で2ケタ釣果が上がったり、40㌢クラスがヒットすることも珍しくない。
渡船は岸和田渡船(072・436・3949)。料金は大人2000円、女性と中学生以下は1000円、小学生未満は無料(家族割引あり)。
小島漁港(大阪府)
■ターゲット…メバル・グレ・アジ・ガシラ
紀北・加太〜泉南・多奈川(谷川)エリアでは12月中旬〜1月にかけて大型メバルが狙える。平均サイズは22〜23㌢だが、25㌢オーバーも多い。
一般的に、年明けからは抱卵したメスのメバルが増えるため脂の乗りがイマイチだといわれる。しかし、小島漁港で釣れるメバルの大半は脂が乗ったおいしいオスであるから食味も楽しめる(腹が出ていない魚はたいていオス)。
そして、メバルに混じって30㌢級のグレ・アジ・ガシラも釣れる。いずれも満潮時にエビ撒き釣りで狙うのがベストだが、アオイソメを餌にしたウキ流し釣りで簡単に釣れることもある。
なお、北西風が吹く日は泉南エリア一帯で釣りにならない。事前に風向きを調べてから釣行すること。
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