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マゴチ・ヒラメが捨て竿で釣れないのはなぜ?|投げ釣りQ&A

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Q:投げ釣りでマゴチ・ヒラメがなかなか釣れない理由は?

釣行の際は塩イワシをいつも持参して、ヒマなときにマゴチ・ヒラメ狙いの捨て竿を出しています。しかし、釣れた試しがありません。これまでに掛かったのは主にアナゴ、他にはガシラ・エイぐらいです。どうしたらマゴチ・ヒラメが釣れるのでしょうか?

A:捨て竿で狙うなら生き餌を使いましょう

確率アップを望むなら日中に!!

まず、気になるのがアナゴをよく釣っているという点です。もしかしたら夜釣りがメインの釣行時に塩イワシを投げているのでしょうか。

マゴチもヒラメも夜に釣れた話も聞きますが、基本的に日中のターゲットと考えて下さい。夜はアナゴやウツボといった身餌に反応がよい餌取りなどの邪魔者の絶対数が多いため、マゴチ・ヒラメともに掛かる期待値が低くなります。

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マゴチ・ヒラメともに日中の釣りものだと考えましょう。

〝ヒマなとき〟のアプローチは×

「ヒマなときに捨て竿で…」というのも釣れない理由の1つでしょう。日中のターゲットとはいえ、マゴチ・ヒラメが特に活性を上げるのは他の魚と同様に朝夕のまづめどきです。このチャンスタイムをはずしていては確率が大きく下がります。また、その他の時間帯でもヒマなときというのはたいてい潮が動いていない時合落ちです。そのときにアタリを期待するのは無理があるでしょう。

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餌となる小魚類の動きが活発となるまづめどきには少なくとも餌を入れておきましょう。

捨て竿なら生き餌が有効

それと「捨て竿で…」というのは、竿3本で手返ししながら別の魚を狙い、あと1本で塩イワシを投入して放置するようなパターンだと思われます。単純に考えれば竿4本のマゴチ・ヒラメ狙いで1日に1~2匹釣れるなら、捨て竿釣法であれば釣行4回で1匹ぐらい釣れそうなものですが、たぶんそうはなりません。塩イワシでの放置は捨て竿ではなく、半ば死に竿だからです。

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動きのない魚の身餌は餌取りの餌食になりやすいという欠点があります。

塩イワシのような身餌は投入と同時に餌取りにつつかれて劣化が始まるケースが多いので、基本的に虫餌と同じような使い方が要求されます。つまり他の竿と同様のペースでの手返しが欠かせないわけです。そうしないと専門の釣行の4分の1の確率で何かがあるなんて期待は持てません。

マゴチ・ヒラメ狙いの竿にそこまで力を注ぐ余裕がないのであれば、せめて捨て竿の餌を生き餌にして下さい。それなら生きているうちは劣化せずに大物にアピールできるからです。

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釣れたキスは好餌になります。
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もちろん、アジも実績のある餌です。

餌は他の竿に掛かったキス・ヒイラギ・ガッチョ・ハゼの類など適当なサイズの小魚でOKです。サビキで大漁の隣人をおだてて釣りたての小アジを譲ってもらうのもいいでしょう。

それを弱らせないよう手早くセットして最も近いポイントである捨て石の切れ目などにそっと投入しておきます。この形であれば捨て竿として十分に機能しているのでそれなりの期待感が持てるものです(エイなどに竿を飛ばされないようドラグフリーでの置き竿でアタリを待ちましょう)。

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