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待っちゃダメ!! ガシラが連発必至のズボ釣りの基本を解説
冬のズボ釣りでは、こまめなサソイと餌の鮮度がキモとなります。基本に忠実なアプローチで効率よくガシラをはじめとした根魚を釣り上げましょう
(文:新宅功治)
釣り場を一見するとどこも同じように思えますが、足もとを見るとケーソンの継ぎ目などの変化があることに気がつくはずです。そうした〝変化〟には根魚がよく潜んでいるので要注目です。
特に狙い目となるのが、地盤変化などで継ぎ目が大きく開いているところです。そうしたところは根魚の越冬場所となっている可能性が高く、うまく餌を送り込めば連発することも珍しくありません。そのようなピンスポットをダイレクトに狙えるのがズボ釣りの強みとなります。
ガシラをはじめとしたズボ釣りの基本
タックルは図の通りです。餌はシラサエビが一般的です。
ズボ釣りといえば餌を落としたら待つだけというイメージがありますが、そうしたズボラスタイルでは動きのわるい冬の魚は口を使ってくれません。2〜3分といった定期的に竿先を少し持ち上げる程度のサソイをかけることが大切です。
また、刺し餌が生きているかどうかを確認することもお忘れなく。低水温によって弱りやすいことからエビはこまめに交換しましょう。
そして、あまり欲張らないことも大事です。5本も6本も竿を出している人をよく見かけますが、いかに扱いやすい短竿でも3本を限度としましょう。竿数の多さは釣果には決してつながりません。
ガシラをはじめとしたズボ釣りの釣り方
①餌を底撒きする
ポイントを決めたら撒き餌用の竿でシラサエビを底撒きをします。複数の竿を出すときは潮の流れをよく確認し、最も潮かみにセットする竿の下へ撒きます。このとき、底から1ヒロ上で底撒き器を割ります。これが1回めの撒き餌となります。
②2度めの底撒きをする
潮かみから2本めの竿下に撒き餌を入れます(底から半ヒロ上)。その後、タックルの準備を済ませ、潮かみから順に仕掛けをおろしていきます。
③タナ合わせを行なう
3本の竿を出す場合、1本めは底から1ヒロ上、2本めは底から半ヒロ上、3本めはベタ底という具合に潮かみから順番にタナを設定します。
ある竿に魚のアタリがでだしたら他の竿も同じタナに合わせます。このときに底撒き器をするときは、最も潮かみの竿の1ヒロほど潮かみで割るようにします。アタリダナの半ヒロぐらい上で割れば3本の竿に撒き餌の効果が出るはずです。ただし、潮流れが速いときはアタリダナで割ってもよいでしょう。
以上の要点を参考にして冬でもアタリを見せてくれるガシラをはじめとした根魚の手応えを味わって下さい。
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