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釣り+BBQで超楽しい!! みんなで手軽に遊べるアマゴの管理釣り場は要注目

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真冬でも存分に釣りを楽しめるのがアマゴが狙える管理釣り場です。放流直後の安定した釣果、しばらく時間がたってからのテクニカルな釣りという具合に、いろいろな楽しみ方ができるのがうれしいところです。たとえば、兵庫県三田市の小柿渓谷放流釣り場なら家族も喜ぶバーベキューをしながら釣りを楽しむことだって可能ですよ!!

(文:大下義典)

釣りものがめっきり少なくなる時期ですが、寒さに負けて竿を出さずに家に閉じこもってしまうのは実にもったいないと思います。私はこういう時期には普段あまりやらない釣りを楽しむことにしています。

メインとしている投げ釣りは少し一服状態、一般河川の渓流釣りも禁漁期に当たります。それらの得意ジャンルで一心不乱にターゲットを追い求めているときと違い、肩の力が結構抜けて今まで忘れていた釣り本来の純粋な楽しさを思い出させてくれるパターンとしてこの時期に楽しむのが放流釣り場のアマゴ釣りです。

バーベキューもできる管理釣り場なら楽しみが尽きません!!

放流釣り場のアマゴ釣りは、渓流釣りのように遠方に出向かなくてもよいうえ、ウェーダーなどの装備もさほど気にしなくてもよい手軽さが魅力です。さらに先行者の存在を気にしなくてよいため落ち着いて楽しめるのがうれしいところです。

小柿渓谷放流釣り場13
みんなでワイワイと楽しめるのがいいですね。

そして、中には食材を持ち込んでバーベキューをしながら釣りを楽しめる管理釣り場もあります。1人でのんびりと楽しむのもいいですが、そのような釣り場で仲間とワイワイと釣るのも楽しいものです。

バーベキューといえば焼き肉が定番ですが、極寒のこの時期の主役は何といっても鍋。特に味噌仕立てにすると体の芯まで温まるうえ、実においしいです。

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釣ってすぐに炭火で焼いて食べるなんて贅沢ですね。

釣ったばかりのアマゴは炭火で塩焼きにするのはもちろん、焼いてからご飯と一緒に炊いた「アマゴごはん」でいただくのも最高です。その作り方は飯ごうでご飯を炊く要領と同じ。飯ごうに米と水を入れたら酒と醤油で薄く味を調え、焼いたアマゴを数匹、細かく切ったニンジン、ゴボウ、シイタケなどを乗せて炊くだけです(野菜類がなければアマゴだけでもOK)。炊きあがったら身をほぐしておこげと一緒にかき混ぜればできあがり。

では、そのような楽しみ方ができる管理釣り場を以下で紹介しましょう。

おすすめは小柿渓谷放流釣り場。その楽しみ方は?

兵庫県三田市にある小柿渓谷放流釣り場がおすすめです。千刈水源地へ流れ込む羽束川の上流にあり、特別天然記念物に指定されているオオサンショウオが生息しているほど水のきれいな河川に設置されています。

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三田市の羽束川の上流に位置する小柿渓谷放流釣り場がおすすめです。

落差のある渓谷美はありませんが、田園の中をのどかに蛇行する流れは初心者にも釣りやすいです。のんびり過ごすには最高の場所です。そのうえ川原ではバーベキューが可能という魅力があります。

この管理釣り場では最上流部がアマゴの餌釣りエリア、その下流にニジマスのフライ・ルアーエリアと続きます。

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餌釣りエリアです。
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ルアー・フライ釣りエリアではニジマスが狙えます

餌釣りのターゲットはアマゴ。初心者でも10匹ぐらいは放流直後にバタバタと釣れます。それから徐々に食い渋り、2時間もすればピタッとアタリがとまります。しかし、ここからが腕の見せどころです。いろいろと工夫をして20匹を目指しましょう(3月以降、暖かくなれば50匹から60匹の大釣りも期待できます)。

型は平均17~20㌢。25㌢以上の良型がヒットすることもあります。

釣り方のコツについて

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ナチュラルに攻められるミャク釣りで狙うのがおすすめです。

目印をつけたミャク釣りで狙うのがおすすめです。流れの筋や瀬脇(速い流れの横にできる滞留点)をナチュラルに流すのが基本パターンですが、放流釣り場においてはあまり固執する必要はありません。むしろ、食い渋ったときなどはテンションをかけたサソイが効果的なこともあります。流し終える瀬尻(速い流れの切れ目)あたりで仕掛けを止めて待っていると食ってくることもあります。

参考記事|【管理釣り場】渓流解禁につなげるアマゴ攻略の実戦ノウハウ

1個所で粘ることが結構多い放流釣り場では、アマゴが時間とともにスレる傾向にあります。このためセオリー通りの釣り方よりも流し方、探り方にある程度変化を持たせた方がよい結果になる場合があります。

また、ポイントを少し休ませるのも食い渋ったときの一手です。こういった時間に空いているポイントで拾い釣りをしたり、バーベキューで暖を取ったりすると効率的です。

なお、早朝に冷え込むこの時期は、気温が上がる日中に食いが立つこともよくあります。強い冷え込みが見られる日は料金が少し安くなる午後から狙うのもいいでしょう。

タックルについて

基本的には図のようなシンプルなものでOK。天上糸をつけたり、さらに糸を細くして通し仕掛けにしたりとこだわることもできますが、まずはこれで十分です。渓流竿がなければ、のべ竿と呼ばれるものなら何でも構いません。仕掛けの全長は竿の長さより30㌢ほど短くすると扱いやすくなります。

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餌使いについて

イクラ主体にブドウ虫かミミズを用意しましょう。ここの釣り場で売られているイクラは質がよく、アマゴの食い、ハリづけのしやすさともに良好です。

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釣果アップの秘訣について

何よりもポイント選びが重要です。釣り場に着いたら、どこへ魚を放流してもらうかをまず調べましょう。理想の場所は以下の通りです。

●水深がそこそこある。
●比較的こぢんまりしたポイント。
●魚が身を隠せる底石が入っている。
●流れの筋がハッキリしている。

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アマゴが定位しやすい場所へ放流してもらうことが釣果を上げる秘訣となります。

さらにこだわれば曜日も重要です。土・日しか釣行できない方は日曜日、平日の釣行が可能な方なら月曜日がおすすめです。釣り人がたくさん入った後は居残りの魚が多く、釣り方、気温、水況次第では大釣りの可能性があるからです。

釣り場における注意点

各エリアをまたがっての釣りはできません。また、ポイントを仕切ってある石の上からの釣りも禁止となっているので注意して下さい。

また。バーベキューをする際は後片づけ、ゴミの処理をするなどマナーよく楽しんで下さい。

インフォメーション

小柿渓谷放流釣り場
HP http://www.eonet.ne.jp/~kogaki-fishing/index.html
電話番号 079-569-0693
住所 兵庫県三田市小柿867
営業期間 11月1日〜5月上旬
営業時間 7〜17時。
※12〜2月は7時開場。
定休日 毎週火曜日
※祝日は営業
料金 ■大人(中学生以上)3,800円(午後からの半日は3,000円)。
■女性、子ども3,000円(午後からの半日は2,500円)。
※河川環境整備等協力金400円が別途必要。
トイレ あり
その他 ■仕掛け付きの貸し竿あり(1,500円)。
■餌の販売あり(イクラ500円、ミミズ450円、ブドウ虫600円)。
■仕掛けの販売あり(500円)。
■飲食物の販売あり。
■バーベキューセット(コンロ、網、炭2㌔、着火剤)の貸し出しあり(1800円)。
アクセス 中国道・神戸三田ICをおりて三田方面へ進み、約15分直進。有馬富士公園口交差点を左折して県道37へ入り、約15分北上。

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