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熊野の海の最旬娯楽 Vol.3 錦沖のケンサキイカ&スルメイカ
アカイカパトロ-ル。
…のはずがスルメが連発!!
錦沖〈三重県〉
アカイカ(ケンサキイカ)が釣れただしたという情報とともに、スルメイカが爆釣しているというニュースが入ってきた。そこでナマリスッテゲームの準備を整えて錦の太幸丸でパトロールを敢行したところ…!!
(カメラ/文 小林太造)
6月上旬、ナマリスッテでアカイカ(ケンサキイカ)がボチボチと釣れ始めているとの情報をキャッチ。時期的に少し早い感じもするが、前回のイサギ狙いと同じ3人組で錦の太幸丸にて今期初のパトロ-ルを敢行することにした。情報によると2~3日前からムギイカ(スルメイカ)も爆釣しているとのことだから楽しみだ。
ライトが灯るとラッシュがスタート!!
午後5時に錦漁港に到着。スルメイカが大爆釣していることもあり、他船も含めてと30人ほどの釣り人がすでに用意をすませて出船を待っている。今年もナマリスッテゲ-ムの人気は続いているようだ。
乗船前にジャンケンをして釣り座を決める。私たちのグル-プは片木さんに代表でジャンケンしてもらい、胴の間に釣り座を構えることになった。
午後6時過ぎ、私たちが乗る太幸丸は13人の釣り人を乗せて出船した。西の空には太陽が沈みかけているが、まだ暖かい。すでに盛夏の様相である。
20分ほどでポイントに到着。アンカ-がおろされ、船頭さんの合図で釣り開始。水深は70㍍とのことである。
しばらくは沈黙が続く。だが、日が落ちて集魚灯が灯れば釣れるはずだから心配は無用だ。
やがてライトアップされると、私たちのグル-プの片岡君に最初のアタリがきた。いい具合にロッドをしならせて上がってきたのはやや小振りのスルメイカだ。
レンジ(タナ)を聞くと「25~30㍍」とのこと。そのレンジには魚探にもよい反応が出ている。そして、そこを重点的に狙うと、ゴ-ン!! と何かがぶつかるようなスルメイカ独特のアタリが私にもきた。続いて隣の片木さんがスルメイカをダブルでゲット!! これを皮切りに、あちらこちらで竿が曲がる。さあ、ラッシュの始まりだ!!
そう思いきや、その後はやや食い渋りの状況に見舞われた。プチラッシュが2~3度あったものの全体的には散発的にアタリがでるという状況のまま午後11時に終了となった。
この日の釣果はほとんどがスルメイカで、アカイカは船中で4ハイほどということであった。アカイカシーズンはもう少し先という印象だが、7月に入って水温も上昇すれば本格化するとのことだから楽しみである。
太幸丸の船頭さんから届いた最新情報
6月23日に届いた船頭さんの話によると、スルメイカが徐々に少なくなり、アカイカが釣れだしたそうだ。昨日(6月22日)は、潮が速くて釣りづらかったものの、船中で30パイほどのアカイカが上がったとのこと。いよいよ本番を迎えたアカイカのナマリスッテゲ-ム、当面は目が離せなくなりそうだ。
なお、天候不順の影響で現在は出船できないようだが、この荒れ模様の後の期待度は特に…!!
ワンポイントアドバイス
ナマリスッテゲ-ムは、10~20号のナマリスッテをライトタックルで動かし、小さなアタリをとらえて掛け合わせるというスタイルの釣りである。操作自体難しくないし、数釣りが楽しめることから女性や子供でもチャレンジしやすい。
タックルはスピニングリ-ル仕様、ベイトリ-ル仕様のいずれでもよい。ただ、タナ取りに関してはベイトリ-ル仕様の方が分があるといえる。
そして、食に関しては、沖漬けが最高にウマい。沖漬け用の市販ダレもあるので、釣り上げたら沖漬けにチャレンジして最高の贅沢を味わっていただきたい。
インフォメーション
太幸丸 | ||
---|---|---|
HP | http://daikoumaru.net | |
電話番号 | 090-7036-9978 | |
料金 | 半夜便の 乗合船 |
8,000円 ※午後5時30分~午後11時 |
【小林太造プロフィール】
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