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【初心者歓迎】キス釣りが超ファミリー向きな10の理由

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海釣り大好き、キスのフライも大好物。でも釣ったことがない!? そんな方も意外と多いのは、本格的な投げ釣りでなければ狙えないとの勘違いがあるからでしょうか? これからの時期のキスはアジ釣り、ハゼ釣りの気軽なノリで釣りで楽しめます。子供もハマること請け合いですよ!!

キスを釣るにもいろいろなスタイルがあります。本サイトによく登場するのは本気の投げ釣りのパターンですね。ゴツいタックルでときには100㍍以上も仕掛けを遠投し、数時間で100匹以上の数を狙うとか、30㌢級の超大物(およそ26〜27㌢あれば大ギスといいます)を目指すとか、なかなかマニアックな世界です。

そんな記事を見ていると何か難しい釣りみたいに思えますが、キスは夏の風物詩的な魚です。もっと気楽に遊べるターゲットと考えましょう。イメージ的にはハゼや小アジぐらいにとらえて下さい。これからのシーズンは砂地主体の海底ならどこもキスのポイントと思えばOK。チョイッと狙って、サクッと釣って、おいしく食べていただきたいものです。

【理由1】
ポイントが多くて安全

6月以降は、各地の砂浜、その周辺の波止、漁港回りはどこでもキスのポイントといってもいいほどです。だから無理して足場のわるいテトラ積みになんて入る必要はありません。駐車場完備の海水浴場の浜、平坦な堤防など楽して釣れそうなところを物色すれば大丈夫です。

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    海水浴場に隣接する石積み突堤は他よりも沖に出ているぶん有利な釣り場といえます。

近畿圏であれば、淡路島などは全域がキスのポイントといえるほど釣り場が豊富です。また、身近な日本海である若狭湾の浜や波止もキスのポイントだらけです。それは山陰や紀伊半島でも同じこと。思い立ったらあっちこっちで仕掛けを投げてみましょう。

【理由2】
釣り場が捜しやすくて根掛かりがない

夏の砂地はどこもキスのポイントとなります。そして、浜では波打ち際のちょっとしたカケアガリなどをキスが群れをなして泳いでいます。また、海水浴場に見られる堤防ではその内外すべてが好ポイント候補です。つまり釣り場捜しで戸惑うことはありません。

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装備の少ないスタイルですから、気になる場所があるならとりあえず投げてみましょう。

水深がそこそこあって底の様子がわからないような漁港の堤防、埋立地や河口の岸壁ではちょっと迷いますが、そういうときはハリをつけずにオモリだけで投げてみて下さい。オモリを引いてみてヌーッと重いのは泥底、ゴツゴツくるのは岩や小石の底、いきなり根掛かりするのは岩礁帯です。そんなところにキスはいませんから、サッサと見切りをつけましょう。

狙うべきはス〜ッとオモリが引ける砂地です。そういうところだけを狙っていれば嫌な根掛かりでストレスを感じることがないのも手軽なキス釣りの魅力です(大ギス狙いでは根掛かりの多いシモリが点在する砂地が狙い目になることもありますが…)。

【理由3】
仕掛け作りで悩まない!!

タックルは1〜10号程度のオモリをチョイッと投げられるものなら何でもOKです。たとえば、竿にはエギングロッドやバスロッド、1〜2号の磯竿など、リールは小型スピニングタイプなどです。もちろん投げ釣り用の竿とリールでもいけます。

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釣り具店には市販の仕掛けが豊富にラインナップされています。

そして、6月以降に岸辺に寄っている元気なキスを釣るのに凝った仕掛けは必要ありません。図のように道糸を中通しオモリの穴に通してサルカンを結んで止め、その先にハリスつきのキスバリをつければ完成です。これならビギナークラスの人を連れて行っても面倒がありません。ヘンなところ(足もとの捨て石の上とか…)に投げて根掛かりで切れてもすぐに復旧できますよ。

また、手ごろな投げ釣り用のタックルがあるなら3本バリぐらいの仕掛けで釣ってみるのもおすすめです。そのための仕掛けにはいろいろな市販品が出ていますから自分で作る必要はありません。

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【理由4】
遠投なんかしなくてOK!!

より多くの数、大きなサイズを探るという意味では100㍍、120㍍の遠投ができるに越したことはありません。ただ、そんなスタイルはキス釣りの手軽さを犠牲にしてしまいますし、かなりの気合が要求されるため結構疲れるものです。

ファミリー的なキス釣りでは投点30㍍前後でOK(投げ竿があれば50〜80㍍程度?)。基本的にそれより手前にいるキスだけが相手だと割り切るのが気楽に楽しむコツです。実際、夏場はそのエリアにも多くのキスがいるものです。

逆にいえば、ファミリーが届く範囲で数回投げてアタリがないというのは見切りの目安となります。そのタイミングではそこにキスはいないと考えて(他の時間帯、たとえば夕方などに釣れだす可能性はあります)次の場所へ移動すればいいでしょう。広範囲を探れる遠投派ほど見切りに時間がかかるので、結果的にフットワークの軽い近投の方が好釣果が上がることも少なくありません。

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近投でもこのような釣果が期待できます。

なお、釣り場移動のコツは釣行前に地図やポイントのガイドブックで周辺の候補地を数個所をピックアップしておくこと。少なくとも車を走らせる前には次の行き先を決めておきましょう。運転しながらあれこれ考えるのは効率がよくないですし危険です。

そして、移動のルート上でコンビニなどに寄ってトイレをすませたり、オヤツの追加をするクセをつければ2度手間を防げますね。

【理由5】
とにかく装備が少ない

気安く釣り場の移動をおすすめするのは、この釣りの装備が少なくてフットワークが軽いから。ファミリーの場合でいえば、お父さんが餌、氷、飲み物の入ったクーラー(現場用には軽量のクーラーバッグが楽)とマイタックル、子どもたちは竿1本ずつのみを持ち歩くスタイルがいいでしょう。

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このような気軽なスタイルで楽しめます。

もちろん、昼間の釣りなら帽子は全員着用。日焼け止めなどもしっかりつけて熱中症やひどい日焼けには気をつけましょう。

足もとは頑丈なスポーツサンダル類なら特に問題ないと思いますが、厳密にいえば波止でも浜でもスニーカー(濡れると不快ですが…)やブーツの方が足の保護の面では安心です。

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基本的に釣り場へ持ち込む荷物が多いほど移動が面倒になってきます。その場所で1日遊ぶと決めたならビーチパラソルや折りたたみシェード、大きなクーラーを持ち込んでベースを作ってのんびりやるのもいいですが、釣りメインで遊ぶなら軽装でいく方が楽しみやすいものです。

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