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初夏の穴場スポットプラン② 【中紀・栖原漁港のキス+α】
本命は良型キスだけど、
大型ヒラメの可能性も!!
中紀・栖原漁港〈和歌山県〉
栖原漁港は釣り人の少ない穴場ながら良型のキスがよく釣れます。それを期待して港内の藻場やミオ筋をチェックするのはもちろん、塩イワシや生きアジなどを餌してお造り級がヒットするヒラメを狙うのも…!!
(文:野村慎太郎)
栖原漁港での楽しみ方
冬~春のガシラ・メバル狙いで有名な釣り場ですが、春~夏の港内で良型のキスが釣れるということはあまり知られていないはず。ここぞというポイントで半日ほど竿を出せば25㌢オーバーのキスが5匹前後は期待できます。
そして何よりも見逃せないのは、釣れたキスがボロボロになって上がってくることが多いことです。
まさか? と思ってキスのアタリがあってから20分ほど待って大合わせを入れてみると、ものすごい重量感が伝わってきたことがあります。やっとの思いで寄せたのは50㌢はあろうかというヒラメでした。キスだけを想定して1.5号のハリスを使っていたため、弱気になったとたんにヒラメは反転して海中に消えましたが…。
そんな経験を経て、今では塩イワシや豆アジを餌にして仕掛けを投げ込むことも多くなりました。その結果、海面近くまで浮上するヒラメの姿をよく見かけるようになり、ますますこの釣り場のトリコになってしまいました。
チョイ投げでも遠投が有利
ファミリーが港内でのチョイ投げを楽しむ場合、投点が近過ぎるのが気になります。港内の沖にあるキスのつき場(船の通り道となるミオ筋や藻場)を狙うにはせめて10号のオモリを使ってできるだけ投げたいところです。
栖原漁港では日中は釣果があまり期待できません。夕方から20時ごろまでの時間帯に竿を出すのが特におすすめです。その際も「とりあえず空いている場所で…」というスタンスではなく、波止の先端から狙いやすいミオ筋や、藻場といった狙い目を見つけてから釣り座を決めましょう。
なお、出入りが多い漁船に注意して下さい。
中紀には有望釣り場がたくさん♪
栖原の他にも、三尾川、衣奈、戸津井、大引、柏、比井、小杭、方杭、阿尾、三尾…と、中紀にはチョイ投げが楽しめる港がたくさんあります。
なお、ガッチョが釣れる釣り場は底がきれいなので暗くなるまで粘る価値があります。逆にウミケムシが多いところは泥底のため期待薄です。
おすすめお立ち寄りスポット
和歌山県立自然博物館
地味ながらしっかりとした展示がされています。多彩なイベント(潮溜まり観察、バックヤードツアー、水族館に宿泊、魚の骨格標本作成など)も開催されています。親切で博識な学芸員さんも多いので安心して楽しめます。釣りに夢中になっている子どもは自然学問の入り口に立っています。このような博物館でその背中を押してあげるのもお父さんの役目ではないでしょうか?
インフォメーション
最寄りの餌店 | 紀の国屋・湯浅店(0737-63-4488)。 |
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アクセス | 有田ICを湯浅方面へおりて進み、R42・湯浅交差点を右折。2つめの信号を過ぎたら西有田県立自然公園の案内板にしたがって右折し、橋を渡って県道20を北上。 |
和歌山県立自然博物館 | |
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HP | http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/index.html |
住所 | 和歌山県海南市船尾370-1 |
電話番号 | 073-483-1777 |
開館時間 | 9時半〜17時 ※入館は閉館の30分前まで。 |
休館日 | ■月曜日(祝日の際は翌日) ■12月29日~1月3日 |
料金 | ■大人…470円 ■高校生以下…無料 ■駐車場…無料 |
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