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初夏の穴場スポットプラン④ 【泉南・小島漁港のメバル】

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泉南〜紀北の穴場はココ!!
ビッグなメバルも期待大

小島漁港〈大阪府〉、加太港〈和歌山県〉

浅場の多い泉南周辺におけるルアーでのメバル狙いでは、できるだけ多くの好条件を備えた漁港をチェックするのがよりよく釣るコツ。たとえば、餌が溜まりやすい小島&加太の漁港では小〜中型の数釣りはもちろん大型も…!!

(文:藤本裕之)

泉南エリアにおける
メバル釣りの概要

泉南のりんくう以南に多い遠浅で砂底の釣り場はメバルの狙い目を定めにくいですが、小島漁港は事情が異なります。テトラ、石積み、シモリ、常夜灯といった魚が溜まる好条件が揃っているため狙いやすいといえます。

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夜間は明るい常夜灯が灯ります。その光の回りが狙い目になります。

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駐車時は清掃協力金として600円を徴収されます。港内にはトイレの他、軽食や餌を扱っている売店もあります(夜間は閉店)。

春〜初夏は港内に小魚がよく溜まるため思いもよらない大型メバルが連発することもあります。もちろん、小・中型の数釣りも楽しめます。また、アジも25㌢級までの数釣りが期待できます。とにかく春〜初夏は見逃せません。

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メバル・アジともに夕方から夜が有望です。日中も楽しめますが、底近くをゆっくりと狙う釣りのみとなるので数はあまり望めません。大潮や中潮の日で夜に満潮を迎えるタイミングは好釣果が上がる期待感が高まります。

なお、浅場が多い泉南ではジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、キャロライナリグの出番はあまり多くありません。ライトなフロートリグを主体にして狙うのがおすすめです。

アプローチパターン

フロートリグでの狙い目は、ライズ(表層での捕食行動)が見られるところ、明暗の境界部、潮目、潮ヨレ、係船の陰などです。その中で特に注目したいのがライズです。

ライズの狙い方は、潮かみに投げたルアーを流れになじませながらリールを巻く、という簡単なものです。アタリはコツコツ、ゴンといった反応が手もとに伝わるパターンがほとんどですが、ときにはフロートが横へ走ったり、竿先が押さえ込まれたりといった反応もあります。向こう合わせで掛かることもありますが、基本的に手首を返す程度の軽い合わせを入れましょう。

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ウキは上段左のようなフカセ釣り用の小さなアタリウキを用います。ハリは下段左と中央のような軸が長いワームフックが最適です。ルアーは上段中央と右、下段右のようなワームバケやワームカットといった擬似餌がベストです。

サソイの入れ方

ただ巻くだけでアタリがでなければ、図のようにウキをチョンチョンと動かしてサソイを入れましょう。また、当初はアタリがあったものの、だんだんと反応が薄くなった感じたら少し移動をしてポイントを休ませましょう。これによって再び魚の食いがよくなります。

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ライズが見られないのは港内に小魚が少なく、メバルの活性が低いからだと思われます。そんなときはスプリットショットリグや、1.5㌘前後のジグヘッドリグに変更して底を主体に探りましょう。

なお、アジも多い釣り場です。サイズ狙いなら底近くを、数釣りを楽しむなら表層を狙てみて下さい。

加太港内にも注目!!

加太港内にある常夜灯回りもおすすめのポイントです。メバルのライズが見られれば、20㌢級までの数釣りが期待できます。

釣り方はフロートリグがおすすめですが、1㌘前後のジグヘッドリグで表層を狙うのもおもしろいです。いずれの場合も港内をテンポよく釣り歩きましょう。

インフォメーション

アクセス 阪和道・和歌山北ICをおりて右折し、すぐの信号を再び右折。続いて1つめの信号を左折して県道7を加太方面へ。または、第2阪和国道・深日ランプでおりて左折し、深日中央交差点を深日港方面へ直進。

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