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【波止釣り】メバル&ガシラが手軽に釣れるガン玉釣法とは?
手際よく攻めるならガン玉釣法で決まり!!
時合に釣果が左右されがちな真冬の根魚釣り。よい釣果を望むなら手返しよく探ることが欠かせません。たとえば、ガン玉1つをセットしたシンプルな仕掛けを用いれば、狙い目が幅広くなるうえに手際よく探れるから…!!
(文:大橋積塁)
まづめどきの1~2時間だけバタバタと釣れてその後はサッパリ…ということが多い厳寒期の根魚釣り。それは少し寂しいという人におすすめなのが時合を気にせずに1日中楽しめるガン玉釣法です。
「ガン玉1つとハリ1つ」という超シンプルなこの仕掛けは狙い目を選びません。波止際やテトラの穴といった竿下狙いはもちろん、仕掛けを沖へキャストすれば波止回りの敷き石回りも探れます。根魚が潜んでいそうな障害物回りを手際よく探りましょう!!
〝オモリ着底後の10秒間〟が最大の山場!!
ガン玉釣法の基本は「糸を張らずに仕掛けを沈めること」です。ガン玉を着底させたら糸を緩めたまま10秒待ちましょう。すると、先に底へ着いたガン玉を追うような形で餌が漂いながら沈みます。この動きが根魚の食欲を強烈に刺激するのです。
餌が着底するまでの間に魚が食うことがほとんどです。10秒が経過したら糸フケを巻き取り、竿を1回あおってみましょう。何の反応もなければ再び仕掛けを底まで沈めて10秒待つ、という操作を繰り返します。これは竿下、沖のいずれを狙う場合でも同じです。
釣れないときのチェック項目
①まずは餌のチェンジ
餌はアカイソメやアオイソメを用います。鮮やかな赤色がアピールとなるのかアカイソメの方が食いがよいことが多いです。
これらへの反応がわるければ、その他の餌も試してみます。日中のメバル狙いならシラサエビが有効です。一方、ガシラの数釣りを狙うなら昼夜を問わずにキビナゴがおすすめです。
なお、生き餌を使用する際は、動きがわるくなればすぐに交換することを心がけましょう。動きのよい餌を使っていれば、ミスがあったとしてもアピール力で補ってくれます。
②オモリ使いを工夫する
日中の波止際に見えるメバルを狙うときや、テトラの穴を探るときは軽いガン玉を使って仕掛けをゆっくりと沈めましょう。
アタリが遠いときはガン玉を打つ位置も見直します。ハリからオモリを離すほど自然に餌を漂わせられるため、魚の食い気を誘うことができます。ただし、足もとを狙う際は、ハリとオモリが離れるほど仕掛けのカラミが多くなります。カラミが多いときはハリ〜オモリ間を短くしましょう。
③道糸をかえる
糸はフロロの1号が基本ですが、アタリが遠いときは0.8号、根がきつい場所を狙うときは1.2号にしましょう。細くすることで餌がよりナチュラルに漂うため魚の食いをうながせますが、根がきついところでむやみに細くすると魚を掛けても取れないので要注意。釣り場の事情に応じた太さを選択しましょう。
〈ポイントガイド〉
淡路島・湊港の赤灯波止
河口に位置する港とあって栄養分が豊富で根魚の魚影が非常に濃いです。また、北西風が強い日でも港内向きなら背中から風を受けるため快適に釣れます。
メインターゲットはメバルとガシラ。メバルは25㌢オーバーもよく混じります。夕まづめにはメバルとガシラが入れ食いになることもあります。また、30㌢前後のタケノコメバルが釣れることも多いです。
日中はシラサエビを餌にしたテトラの穴釣りがおすすめ。2B~3Bのガン玉をセットした仕掛けをテトラの穴へゆっくりと落とし込むと宙層でメバルが食ってきます。重いオモリで一気に餌を沈めると多くの魚を取りこぼすので注意して下さい。
餌は虫餌(アカイソメやアオイソメ)がベストです。ガシラに関してはキビナゴも有効です。
夕まづめに波止の先端回りからキャストして沖の底を探り、反応が薄くなれば移動しながら内向きの足もとにある敷き石の切れ目をテンポよく探る、というのが湊港・赤灯波止の基本パターンです。昼夜を問わず、数投ごとに立ち位置をずらしながら沖も含めて広く探ることがガン玉釣法で好釣果を上げるキモといえます。
釣行メモ
駐車場 | 港内にスペースあり(港湾作業の邪魔にならないように駐車すること)。 |
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トイレ | なし |
最寄りの 釣り具店 |
県道25号線沿いに船越釣具店(0799・36・4848)。 情報は洲本市内にある、まるは釣具・洲本店(0799・23・1075)が詳しい。 |
アクセス | ■車の場合 神戸淡路鳴門道・西淡三原ICをおりて直進。湊交差点を左折して約300㍍進んだところにある湊郵便局を目印に右折。直進して突き当たりを右折。そのまま進むと赤灯波止の付け根に着く。 |
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