釣り場ガイド【淡路島】湊港 | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME

フィールドガイド 湊港

釣り場ガイド湊港6

チヌ・キス・カレイ・タチウオといった釣り応えのあるターゲットの魚影の濃さも抜群とあって上級者にも人気の広大な港。車横付けが可能な場所もあるからファミリーでの釣行にもおすすめ!!

主な対象魚 アオリイカ・アジ・アナゴ・イワシ・ガシラ・カマス・カレイ・カンダイ・キス・グレ・スズキ・タチウオ・チヌ・ハマチ・メッキ・メバル、他

釣り場紹介

淡路島の西浦にある広大な港。西浦には珍しく、車横付けポイントがある釣り場として人気がある。

主な釣り場は、北向きにのびる赤灯波止を含む埋立地の沖向き一帯、車横付け可能な港内、そして三原川河口の白灯波止の3個所。埋立地沖向きのテトラ帯は足もとに十分な注意が必要だが、その他は足場のよい護岸となっているのでファミリーでの釣りも可能だ。ただし、港内にはトイレがなく、近隣のスーパーやコンビニで借りることになる。

釣り場ガイド湊港3

港内はアジやイワシのサビキ釣りの他、潮流が穏やかなのでチヌの紀州釣りなどもおもしろい。また、港内にある漁港の波止ではチヌを落とし込みで狙える。

四季のターゲット

夏~秋に小アジ・イワシ類が朝夕に釣れる他、夜釣りのブッ込みでアナゴの数釣りが楽しめる。

埋立地の外向きのテトラ一帯では、4~5月の乗っ込みチヌの実績が高い。以降、秋までグレも含めてフカセ釣りや電気ウキ釣りで釣れる。また、カンダイも非常に多い。

赤灯波止の先端付近では8~11月にタチウオの回遊があり、朝夕に引き釣りで狙う人が多い。9~10月にはハマチの回遊もある。

赤灯、白灯の各波止の内向きでは夏~秋に紀州釣りで小型ながらチヌの数釣りの実績がある。

釣り場ガイド湊港1

潮通しがよいぶん多彩なターゲットが狙える赤灯波止。足場は良好だが、長大なのでキャリーがあると便利。

三原川では、5~9月にウナギ、8~11月にハゼ、春~秋にキビレ・小チヌ・セイゴ・アナゴと淡路島では珍しい汽水域の釣りが楽しめる。その他、県道25の御原橋付近では秋にアジ・タチウオが釣れたりと海の魚の回遊があることも。ハゼは他地域よりもサイズがいい。

海に囲まれた淡路島の中では見落としがちな穴場であるであり、ハイシーズンの混雑時のサブ釣り場としてもおすすめ。

釣り場ガイド湊港2

三原川に面する白灯波止も足場は良好。こちらは汽水域の魚もターゲットになる。

投げ釣りでは長大な赤灯波止が主な釣り場となる。先端の赤灯まではかなり歩かなくてはならないが、それだけの価値は十分にある。

冬~春は25~35㌢クラスのカレイが狙える。航路筋を含めて遠近に投げわけ、こまめにサソイをかけるのがよりよく釣るコツだ。

ルアーフィッシングでは夏~秋に小型のメタルジグやミノーで狙えるメッキ・カマスが人気。また、朝夕のまづめどきにワインド釣法や12㌢クラスのミノーで狙えるタチウオも人気がある。秋には、飛距離を稼げる14㌢前後のミノーやトッププラグで40~70㌢の青物が狙える。

そして、餌が豊富な三原川があるためスズキは1年を通して狙える。特に、雨後に濁りが入ったタイミングはおもしろい。また、初冬~真冬にかけての北西風が強い日にテトラ際のサラシをていねいに探ると80㌢クラスがよく出る(危険をともなうため十分に注意すること)。

冬~春にかけてはソフトルアーでメバルを狙える。エギングでは春には1㌔オーバーを狙え、秋には数釣りが楽しめる。

インフォメーション

駐車場 埋立地沖向きは護岸上、大波止は付け根の護岸沿い、港内は港湾作業の邪魔にならない場所にとめる(いずれも港湾関係者から移動の指示があればすみやかに対応すること)。
トイレ なし。近隣のスーパーやコンビニで借りることになる。
最寄りの釣り具店 県道25号線沿いに船越釣具店(0799-36-4848)。虫餌はアオイソメのみ取り扱い。
情報は、まるは釣具・洲本店0799-23-1075)が詳しい。
アクセス 神戸淡路鳴門道・西淡三原ICをおりて直進。湊交差点を左折して約300㍍進んだところにある湊郵便局を目印に右折。


釣行にあたっての注意事項

楽しく釣りを続けるために以下の点を心がけて下さい。
①釣り場にゴミを残さない、②迷惑駐車をしない、③立入禁止エリアに入らない、④港湾作業を妨げない、⑤危険を冒さない、⑥民家の近くで騒がない、⑦ライフジャケットを着用する。
なお、釣り禁止場所や駐車の可否、各種料金などの釣り場に関するすべての情報は変更される可能性があります。釣行の際は現地の事情をご確認のうえ、指示に従って下さい。