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今以上に釣れる!! 船のタチウオ・数釣りの極意を徹底追求
③タチウオの取り込み方
「船へ取り込む寸前にバラす方が結構いるんですよ」
中乗りとして取り込みのサポートをすることもある角井さんによると、取り込み時にバラす人の多くに共通しているのが〝タチウオが海面を切った状態から抜き上げる〟という点だそうです。
ハリに掛かったタチウオは海中、空中を問わずに長い胴をくねらせるように抵抗します。その動きがラインに伝わってテンションが抜けると、テンヤの重いヘッドが大きくブレてハリがタチウオからはずれやすくなります。その状態になりやすいのが空中です。水圧がある水中に対して空中ではタチウオの抵抗がラインへダイレクトに伝わるからです。したがって、抜き上げ時のバラシを防ぐには、タチウオが海面を切る前にラインをつかんで一気に抜き上げるのがベストということになります。
この他、やり取りの際に以下の点に注意することでバラシをより低減できるとのことです。
Ⓐ合わせの力を確実に伝えるためにドラグはしっかりと締める。
Ⓑ電動リールの場合、高速で巻き上げない。
Ⓑについては、角井さんが使うフォースマスター400であれば巻き上げスピードを31段階中の18〜20の速度を基本とし、抵抗がより大きな大型は15ほどに抑えるのがベストとのことです(抵抗の小さな小型であれば高速で巻き上げても問題ないそうです)。また、いずれの場合もタチウオが引き込むときは巻き上げを止めること。強引に巻き上げると口切れによってバレる確率が高まるので注意が必要です。
以上のノウハウを披露しながら実釣してくれた角井さんの半日の釣果は48匹。船中一番の釣果でその有効性を示して下さいました。
近年、大阪湾では冬期にもタチウオ狙いを実施する遊漁船が多くあります。シーズンよってよりよい釣り方はかわりますが、以上のノウハウを身につけておくと数釣りに繋がることは間違いないでしょう。ぜひ参考にして釣り味、食味ともに抜群によいタチウオの数釣りをお楽しみ下さい!!
取材協力
湊丸 | ||
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HP | http://www.minatomaru.sakura.ne.jp | |
出船場所 | 大阪府泉南市岡田浦漁港 | |
電話番号 | 072-483-5706 090-3629-7136 090-8930-8673 |
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出船時間 | 午前便 | 6時(出航)~12時30分ごろ(帰港) |
午後便 | 13時30分(出航)~20時(帰港) | |
料金 | 7,000円(女性は5,000円) ※貸切の設定あり |
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備考 | ■電話にて要予約。 ■餌、氷つき。 ■トイレあり。 ■電動リール用12Vコンセントあり。 ■レンタル竿あり。 ■無料駐車場あり。 |
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