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せんなん~わかやまライブショット vol.5 【メバル・ガシラ祭りに大満足!!】
納竿釣行は風裏スポットへ。
メバル・ガシラ祭りに大満足!!
浦神・岩屋崎〈和歌山県〉
前回に引き続き、風裏を求めて南紀へ釣行してきました。当初は小アジの猛攻にお手上げ状態でしたが、第2の本命と踏んでいたポイントを狙ってみると…。手応え抜群のヤツらのおかげで満足のいく納竿釣行となりましたよ!!
(文:葛城修平)
できれば泉南のネタをお届けしたいと思っておりましたが、あいかわらずの強い季節風に阻まれて今回も南紀方面への釣行となりました。
いや、それにしても寒かったです。朝方に自分の吐く息で足もとが見にくくなったと思えば気温1度。これに山から吹きおろす風が加わって「わしの耳、どこいった?」といいたくなるほど寒かったです。
それでも年末の鍋ネタにはバッチリの釣果が上がりました。終わりよければすべてよし!! 2017年ハッピーエンドの巻、始まり始まり~って、終わりか始まりか、ようわかりませんね?
小アジ釣りに専念するのが正解!?
仕事おさめの日、職場を離れてアオイソメ2パックを購入(普段の2倍も買っちゃいました!!)し、泉佐野から阪和道を南に向かいます。強風で車が横揺れしますが、串本を回り込むと完全に無風で海はベタナギとなります。そして、串本から少し走ると、今日の目的地である浦神の岩屋崎灯台に到着です。
駐車スペースに車を置いて、まずは完全防寒で身を包みます。これでミシュランタイヤのキャラクターか、ゴーストバスターズのマシュマロマンみたいなゆるキャラ「メバルンマン」のでき上がりです。思いつきで命名しましたが、竿尻が腹につかえて釣りにくいことこのうえないから流行りそうにありませんね。
さて、今回のタックルです。磯竿1.2号とスピニングリールはいつもの通り。問題は道糸のチョイスです。ここはドン深ですから沖側を狙うとなるとPE+リーダーのシステムよりも、結び目がないぶん深くまで探れるナイロンの道糸の方が有利です。でも、夜のメバル狙いでは3ヒロ以上の深い場所よりも餌を求めて表層を意識する個体を狙う方が有利でしょうから遠投に長けたPE+リーダーのシステムをチョイスしました(結果的にこれが正解でした)。
岩屋崎灯台には釣り場となる2つの岩場があります。駐車スペースのすぐ横にある船の係留場所から続く岩場と、湾の出口方面に広がる平たい岩場です。どちらも緑色をした明るい灯台の光が海面を照らしています。
ここでの1番のポイントは2つの磯場の間です。春先などの小魚がわく時期には、明かりに集まった小魚を求めて大型のメバルが待ち構えるポイントとなります。おそらく、虫餌やエビなどを流すよりも小型のミノーやワームを引っ張る方がヒット率は高いと思います。ということで、本日はポケットの中にワームを忍ばせています。
さて、車からほんの1分ほどで湾奥側の灯台下に到着。向こうの灯台との間に筏が浮かんでいますが、ロープはどのように入っているんだっけ? 「筏の下の陰で身を潜め、通りかかる小魚を食いに出るメバル」といったイメージが頭に浮かぶものの、ロープの存在が気になります。筏の左右に投入した仕掛けを竿の操作で筏際に寄せたいところですが、ロープに仕掛けが引っ掛かると高切れ必至です。
少し弱気になって離れた場所に仕掛け着水させると、なじむ前にウキが横走りして浮上しました。どうやら餌取りみたいな小魚がいるみたい?
その正体を見ようと仕掛けをピンピンに張って持ち込むアタリを合わせると、ピュ〜ンと走る引きで小アジの登場です。こりゃ厳しい。灯台の明かりに小アジが集結しています。かといって、それを求めて他の魚が寄っている様子もない。
それならばと明かりが当たらない場所に仕掛けを入れますが、まったく反応がありません。じゃあ磯際はどうなん? と、磯ギリギリを攻めると小アジ。それなら底はどうだ? と、ウキ下3ヒロで底をこすりながら流すとグインッ。こりゃデカい!! と期待したけれど、上がってきたのは大きな白アナゴ。今日は小アジ釣りに専念するのがいいかもしれません。
筏の道路側は底が見えるほど浅いですが、石が沈んでいるので根魚は多いはず。そう考えてウキ下を1ヒロ半にして浅場を引くと、20㌢までのガシラがいくらでも食ってきます。しかし、お持ち帰りサイズは掛かりません。
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