【投げ釣り】アタればデカい、盛期到来の若狭のカレイ狙い | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

【投げ釣り】アタればデカい、盛期到来の若狭のカレイ狙い

若狭カレイ6

若狭のカレイはアタればデカい!! 年末年始に好天のチャンスがあれば、ぜひ…。

若狭はカレイの最盛期。じっくりと一発大型を狙いたい!!

日本海の寒さは本格化してくるが、好天に恵まれたら40~50㌢級のカレイがヒットするチャンスが訪れるから要注目!!

(文:谷口 優)

天候さえ安定すれば大型狙いも可能!!

年末年始の日本海・若狭エリアでは天候が大きな問題になる。曇天、雨、雪続きで強風の大荒れが多いのが常で、週末主体の釣行プランが立てにくく、なかなか足が向かないものだ。

しかし、休日が好天に恵まれるようなら若狭は要注目のエリアである。穏やかな冬晴れの1日をライバルの少ない釣り場独占状態でのんびり楽しむことが可能だし、うまくチャンスをとらえれば予想以上の好釣果が上がる。このフィールドは年末年始の釣行先候補として意識しておくのが正解だろう。

年末年始の若狭エリアにおけるメインターゲットはやはりカレイ。数は期待できないが、イシ・マコともに型物(40~50㌢)が期待できるシーズンだ。また、場所にもよるがカレイ狙いにキス・アイナメ・ガシラなどの良型が混じるのも楽しみである。

まあ、ハズレを引く日が少なくないのも一発大型のカレイ狙いだが、時期的に関西や名古屋方面でも苦戦を強いられるときである。天候の問題さえなければ大物の期待が持てる冬の若狭は有力な選択肢と考えたい。

若狭は乗っ込み最盛期。楽なスケジュールで!!

若狭カレイ5

荒れ後は特にチャンス。45〜50㌢の大判も夢ではない。

若狭方面のカレイシーズンは11月後半から12月に入ってからが本番で、12月中~下旬をピークに1月いっぱいがシーズン前半の狙い目となる。個人的に実績が多いのは若狭西部(高浜方面)から舞鶴方面だが、東部の敦賀~小浜方面にもホットスポットが多いはずだから今後は個人的に開拓したいと思っている。

いずれに釣行するにせよ大切なのは天候(風、波)を一番に考えることである。釣行の前日から当日にかけて好天続きであれば問題ないが、波高が1.5㍍を越えたり、正面から強風がくるような場合は風裏になる場所、湾内や港内に的を絞りたい。特に外海が荒れて茶色い濁りが入っているような場所は避けることだ。

若狭湾は北向きのエリアであるが、半島が多いから正面からの風を避けられる場所はたくさんある。当日の風向きに応じて波穏やかなエリアを目差し、その中で比較的水深のある場所を狙うようにするといい。また、当日が好天でも前日が荒れていたような場合には港内、湾内にカレイが入ってきていることがある。荒れ後の港回りで航路筋やシモリ際などをじっくり狙ってみるのがおもしろいタイミングだ。

朝まづめを捨てて快適に!!

日本海は潮の干満差が小さいから水道部の釣り場でなければ潮回りや潮の流れはあまり気にしない。満潮、干潮の時間帯は頭に入れておき、わずかでも潮が動きそうなタイミングを想定しておく程度でいいだろう。

重要なのは潮より時間帯だ。この時期は早朝の冷え込みが厳しいせいか夜明け前後の時合到来はあまり期待できない。だからこの時間帯は捨て、朝8時前後から釣り開始というゆったりスケジュールで釣行するのが無難だと考えている。

例外はあるが、およそ10時前後から時合が訪れるのが時期的な傾向だ。路面凍結などの不安がある日なら気温が上がってくる昼から釣るパターンでも問題ない。

逆におすすめしないのは未明から釣って早仕舞いするパターンである。経験上、特に集中したいタイミングは夕方から日暮れまでと考えているからだ。それを踏まえ、私は朝に好天なのを確認してからの出発で昼前に釣り場入りし、日没まで釣るというスケジュールで釣っている。これで数々の大型を手にしている。

日没まで釣ると少し帰宅が遅くなるが、好天の日なら道路事情に問題はないはずだ。寝不足で未明から釣るよりも遅い時間からじっくりと釣る方が真冬の好釣果に繋がるだろう。

※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。