チヌ･フカセ釣りの悩みを解消!!｜フグが多くてハリがなくなる状況の対策は？

Ａ：餌が目立っていないかをチェックしましょう

フグはどの釣り場でもよく見られる餌取りです。ひどいときには１袋のハリをすぐに使い切ってしまうこともあるなど、その対策に頭を抱えてしまいます。

餌が目立つ状況を改善

一般的にフグは泳ぎが遅いといわれていますが、種類によっては速く泳ぐものもいます。また、大きな魚が撒き餌に集まると追い払われる、白泡のサラシの中が苦手、目立つ餌を追いかける、という特徴があります。

以上の点を考えると、ご質問のようにすぐにハリがなくなるのは仕掛けが撒き餌より速く沈むことで目立っていると考えられます。したがって、まずはオモリをはずすか小さくする対策を取ってみましょう。

また、小さな刺し餌ほど取られにくくなりますが、ハリは大きめを使うのが得策です。フグの口におさまるような小さいハリだと一瞬でなくなるからです。

ただし、大きいハリが万全かというとそうではありません。どうしてもハリのチモト回りのハリスが傷つきやすくなります。ハリを取られなくても餌づけのときには傷が入っていないかを必ずチェックしましょう。

チヌアタリとの見きわめは難解です

アタリので方については、ウキ下設定、仕掛けや張り方、刺し餌の種類などによって異なります。基本的には居食いをするように捕食することから、チヌのようにモゾモゾとウキを沈めるアタリが多いように思います。本命と見わけがつきにくいことも多いだけにやっかいです。チヌかフグかと迷ったときはとりあえず合わせるのがよいでしょう。

何かとうっとうしいフグですが、そのアタリがなくなればそろそろチヌが釣れそうだ、というサインになります。目障りな魚とはいってもないがしろにできません。上記の方法を参考にしていただき、よりよく付き合って本命をゲットして下さい。