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チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|撒き餌はどこに打つのが正解?

チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|撒き餌はどこに打つのが正解?

Q:フカセ釣りの撒き餌はどこに打つのが正解?

フカセ釣りにおいて撒き餌を打つポイントにいつも迷います。ウキの潮かみに打つべきか、潮しもに打つべきか…? それともウキの沖め? 手前? 状況によってかわると思いますが、撒き餌を打つ場所について教えて下さい

A:潮流によって打つ場所を変更

撒き餌は潮かみへ打つのが基本です。素直な潮流であれば、仕掛けよりも潮しもに入れた撒き餌は刺し餌と同調しません。ラインやウキなどの抵抗物がある仕掛けと、抵抗のない撒き餌では流れるスピードが異なるからです。

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では、潮が動いていないときはどうでしょう。このときはポイントに撒き餌を直接入れればOKです。ただし、流れがないぶん1点に集中して打つと餌取りが集まって釣りづらくなります。

それを避ける対策としてポイントを数個所作ることを考慮します。1つのポイントが餌取りで釣りづらくなれば次のポイントを…、という具合にローテーションしていくパターンが有効です。

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潮流が緩いときは工夫が必要です。餌取りを集めない工夫、餌取りに刺し餌が見つからない工夫を凝らしましょう。

潮流や地形の変化などの狙い目となるところが少ないときは撒き餌と仕掛けの投入点をズラすのも一策です。このときはポイントのやや手前に撒き餌を入れます。そして、ポイントの沖めに仕掛けを投入し、なじんだのを見計らってゆっくりとポイントまで引き寄せます。

この方法では仕掛けを引き寄せるまでにポイントに撒き餌を何度か入れておくのがミソです。これで餌取りに刺し餌を気づかせにくくできます。

以上は基本的な考えですが、潮の流れはとても複雑です。知らず知らずのうちに思ってもいないポイントに仕掛けが入っていることもよくあります。そのようなことがないように海の状況をしっかりと観察し、セオリーだけに固執するのではなく撒き餌と仕掛けを入れる場所をしっかりと考えることが大切です。

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