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チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|フリーの仕掛けでアタリをとる方法は?
Q:フカセ釣りおいてフリーの仕掛けでアタリをとる方法は?
チヌ狙いのフカセ釣りにおいてフリーの仕掛けでアプローチしているせいか、気づかないうちに刺し餌を取られていることがよくあります。フリーの仕掛けでよりよくアタリを表現するために行なうべきこと、もしくはウキ止めをつけながらも食い込みのよさを高める方法を教えて下さい。
A:ロングハリスの仕掛けを用いましょう
フリーの仕掛け、いわゆる全遊動釣法の場合、撒き餌と同調させながら刺し餌を落とし込む釣り方であるため小さいアタリはウキにでにくいという特徴があります。
では、アタリをよりよくだすにはどうすればよいか? 答えはハリスを長く取ることです。
磯のように潮の流れが速くない波止では、直結部からウキまでのラインに緩みができやすくなります。それがウキにアタリをでにくくする要因の1つとなります。そのため張りを保てるように自重があり、なじみのよいハリスを長く取るのが得策となるわけです。長さは4ヒロぐらいでよいでしょう。
当然ながらウキはハリスの中に入れる形となります。そのうえで視認性のよいナビやマーカーをつける仕様の仕掛けがおすすめです。その仕掛けならウキからナビが離れる様子から刺し餌のなじみを把握することができます。
ただし、アタリをきちんととるのであれば、チヌの活性が高まりやすい朝イチに関しては刺し餌をどんどん送り混むのではなく、浅いタナから探るのが得策だといえます。それで反応がなければ矢引きずつ狙うタナを深くしていきます。こうして探れば3ヒロ(竿1本)まではウキにでるアタリがよくわかるはずです。
アタリの把握方法は狙うエリアによってかわります。
近投のパターン
波止際や竿2本ぐらい前のポイントを狙うならナビを目で追ってアタリを判断するのがよいでしょう。この場合、ナビが止まるなどの変化が見られれば合わせましょう。ナビが見えなくなればいつものようにウキでアタリをとればOKです。
なお、近いエリアを狙うときはラインを張ったり緩めたりしながら海中をゆっくりと深く広く探る方法が有効です。
遠投のパターン
遠投の場合はウキか道糸の動きを見て合わせるのが一般的ですが、ラインを少し張り気味にして竿先でアタリをとる方法がよりわかりやすいかと思います。ただし、遠投時はラインの抵抗が大きくなるため仕掛けが入りにくいというデメリットがあります。このためジンタンを用いた調整が欠かせません。
ウキ止めをつけるパターン
以上の全遊動の釣りではなく、ウキ止めをつけて攻めるならウキの浮力の調整が不可欠です。ウキが海面ギリギリをキープするか、仕掛けを張ると少し沈むぐらいに調整しましょう。そうしてウキの残存浮力を小さくすることで食い込みアップがはかれ、アタリがよりでやすくなります。
ウキの浮力は種類によって異なることがありますし、塩分濃度や潮の流れによってもかわります。そのことを頭に入れて浮力をきちんと調整することが大事です。それができれば大きなウキであれ重い仕掛けであれ違和感なく食い込ませることができます。チヌはオモリをあまり嫌わない魚です。オモリを使ったからといって食い込みがわるくなることはないと思います。
なお、仕掛けがなじんだらライン修正を行ない、竿先が曲がるか曲がらないかぐらいの張りを保ちます。この張りの操作によっても食い込みアップが期待できます。
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