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安全に楽しむために必見!! 夜釣りの注意点を紹介
どんなに手ごろな釣り場でも危険がつきまとうものです。まして夜ともなれば怪我や事故のリスクは急上昇します。そんな夜釣りを安全に楽しむためのノウハウを紹介しましょう
当たり前の話ですが、夜の釣り場は暗いです。常夜灯があるところでも、光が当たるエリアを一歩出ると暗闇となります。このため各種ライトが必要になるのは当然であるほか、何かと危険がつきまとうため釣りをするのは初めてというメンバーがいるなら夜釣りはおすすめしません。夜釣りをするにあたっては日中の釣りに慣れることが前提であると理解して下さい。
夜釣りをするにあたっての準備
夜釣りをするにしても最初のうちは昼間に竿を出したことがある釣り場に入ることです。それが無理なら夕方の日のあるうちに現地へ行き、十分に下見をしてからスタートすることです。
暗い中では釣り場の状況をうまくイメージできません。このため「朝になったら水がない中州の上ばかり狙っていた…」なんて大失敗がよくあるものです。そんな笑える話ならまだよいのですが、ちょっとした勘違いが命に関わる事故に結びつくケースもあるので細心の注意が必要です。夜釣りはくれぐれも慎重に挑んで下さい。
夜釣りで必要な装備
夜釣りが前提となる釣り方や対象魚がたくさんあるのは確かです。そのため、日中の釣りで無難に手返しできるようになればチャレンジしない手はありません。
そこで揃えたいのが夜の安全装備であるライト類です(夕まづめの釣りの後片づけ、未明の仕掛けの準備にもライトが必要です)。基本的にはメンバーに各1個のヘッドライトがあることが最低限の条件となります。
その数に懐中電灯を数に入れてはいけません。ヘッドライトが壊れたときの予備灯としては使えますが、ライトで片手がふさがったのでは餌をつけるのにも苦労します。胸もとや帽子などにセットできる小型のフレキシブルライトなら手返しをするには十分ですが、暗い中の移動時には光量的に頼りないのでサブの照明と考えた方が安全でしょう。
ある程度は明かりが広がるランタン型や蛍光灯式の据え置きタイプの照明もあると便利です。荷物置き場を明かるくしておけますし、ヘッドライトだけでの夜食はかなり味けないもになるからです。ただし、夏場の夜にライトを点灯させ続けると虫がたくさん寄って閉口することもあるので注意が必要です。
夜釣りのマナーについて
夜釣りではマナー面もしっかりと考えなくてはなりません。釣り場を走り回ったりするのは厳禁です。本人が事故を起こす可能性も高いうえ、回りの人の竿を踏んだりするようなトラブルも多発するからです。
仕掛けの投入時には日中の釣り以上に周囲の安全を確認することが必要です。また、他の人の釣り座の後ろを通るときにも投入動作に入っているようなら要注意。安全圏まで下がるのが無難でしょう。
とにかく自分の動きが他の人に見えていると思い込んではいけません。何か問題があれば同行者、他の人にかかわらず積極的に声をかけて安全を確保して下さい。
ただし、自分の存在を示さねばならないといってもライトをあちこちに向けるのは控えましょう。急に顔を照らされるのは気分のよいものではありません。また、よほどのことがない限り、ライトを海に向けるのもいけません。急に光を当てると近くにいる魚が警戒心を増して散ってしまうことがあるからです。
このため餌のつけかえでライトをつけるときなどは、海に背を向けるのが夜釣りの常識となっています。また、玉網を出さねばならない大物がきたときはともかく、小物が釣れるたびにライトで海を照らすのもやめて下さい。
ただし、ハリに掛かっているのがゴンズイやハオコゼ、ウミケムシといった危ないヤツであるケースも多いもの。抜き上げた魚には手を触れないようにして海の反対側へ回し、ライトで正体を確認してから次の動作に取りかかるのが夜釣りの鉄則です。
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