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初心者は特に注目!! 釣りでよくある トラブル対策を紹介
釣りには何かとトラブルがつきまとうものです。仕掛けのカラミや根掛かりなどの実釣時のトラブルはもちろん、ハリが刺さったりするなどのケガなども想定されます。そんなトラブルに見舞われたときに迷わないように、対策を押さえておきましょう。
他の人と仕掛けがカラむオマツリと、海底にハリやオモリが掛かる根掛かりは非常に嫌なものです。オマツリは回りの人のウキや道糸の動きに注目し、仕掛けが交錯しないように気をつけることである程度回避できます。根掛かりは底が荒い場所でズルズルと仕掛けを引かなければ減少するでしょう。
しかし、それでも完全に避けるのは無理なものです。このようなトラブルが発生したときにはスムースに対応し、できるだけ早く釣りを再開できるようにするのが正解でしょう。
【釣りのトラブル①】オマツリ解決法
誰かとオマツリしたとわかれば、すぐに声をかけて(自分がわるいときはもちろん、先方のミスだと思えてもなごやかに!!)復旧にかかります。このとき、相手がベテランならスムースにほどいてくれると思いますが、同レベルに思えたら自分で作業しましょう。
ひどいカラミをほどくコツは自身の仕掛けを切ること。ただし、道糸の真ん中などをバッサリやるのは最後の手段です。最初に切るのはオモリと道糸の結び目、ハリスの根元、道糸と力糸の結び目などの結束部です。いずれも結び直してもほとんどダメージはないうえ、そのあたりを切るだけで大変ほどきやすくなります。
なお、道糸にヨレ(ネジレ)が起こると投入時などにパーマ状になってひどくカラむことがあります。これをほどくのは非常に根気が必要です。早めにあきらめてその部分を切り捨て(もちろんゴミ袋へ…)、仕掛けをつけ直す方がいいでしょう。道糸が多少短くなりますが、このトラブルはスプールに糸を巻き過ぎているときに起こりやすいものです。そうして切る方が釣りやすくなるはずです。
【釣りのトラブル②】根掛かり対策
右や左へと移動して引っ張る角度をかえてみると簡単にはずれることもあります。それでダメなら道糸を引っ張って切ることを考えましょう。掛かったものが海藻などであれば、枝などが切れてはずれることもあります。
引っ張る際に大切なのはタックルのダメージを最少限にすることです。まず、竿は道糸と一直線にして折れるのを防ぎます。また、ハリスは道糸より細くしておかないと高切れ(道糸が切れて仕掛けすべてが流失すること)が多くなります。
一番よいのは、海中にゴミを残さないという観点からもハリが曲がってはずれるパターンです。そのためにハリスや道糸に対してむやみに丈夫な(軸の太い)ハリを使うのは考えものです。たとえば、メバルバリとグレバリでは同サイズでも軸の太さがぜんぜん違います(より大物を狙うぶんグレバリの方が太い)。ハリを選ぶときは注意しましょう。
そういう意味で本格的な投げ釣りの仕掛けには無理がありますが(道糸3号+力糸でハリス6号など…)、これはポイントにあまり根掛かりがないという前提で使うものです(道糸は細い方が遠投しやすく潮にも流されにくい)。根掛かりが多ければ場所をかえるか、道糸を5〜8号の太いものにするのが普通です。
【釣りのトラブル③】その他の対策
大きな事故については警察の110番や消防・救急の119番、海の119番といえる海上保安庁の118番(海上保安庁)に通報することになりますが、同行者の指にハリが刺さって抜けなくなったというケースなら自身ですぐに病院へ行きましょう(自分でハリを抜く方法もありますが、事後の消毒などの処置も必要なのでおすすめしません)。また、毒魚に刺されたときなども速やかに病院へいきましょう。釣りに行くのは病院が休みの休日であることが多いでしょうから、釣り場近くの救急病院を調べておくことをおすすめします。
この他、夏には熱中症の危険性も高まります。意識がないレベルであれば迷わず119番へ電話をしてレスキューを要請しましょう。
なお、釣り具のトラブルとしては竿の穂先が折れるというものが多いですが、これは使える程度に応急処置をすることが可能です。予備の竿がないときでもあきらめることはありません。
また、餌がなくなったときは、そこらをウロウロしているフナムシなどをつかまえて使う手もありますが、時間があるなら買いに走る方がスムースです。
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