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メバルの遠投流し釣りで絶対にしてはダメな8つの方法とは?【後編】|せんなん〜わかやまライブショット第2章Vol.32
後編ではメバルの遠投流し釣りで絶対にしてはダメな操作・方法の残りの4つを紹介いたします。釣行できるタイミングに好釣果が上がるように、普段していないかをさらにチェックしてみて下さい!!
(カメラ/文 葛城修平)
【やってはダメ⑤】管理釣り場でのトラウト狙いのリーリングスタイル
【実際は?】竿を真正面に構えるのはダメ
メバル狙いの遠投流し釣りはリールを巻いて誘うスタイルとなりますが、淡水の釣り(管理釣り場でのトラウト狙い)でよく見かける正面に竿を突き出してのリーリングをマネしないようにしましょう。
竿を正面に構えているときに魚が餌をくわえると、穂先の弾力が生きないぶん強い違和感を与えることになります。その結果、餌が吐き出されるといった不具合が多くなります。
餌をくわえたメバルをモノにするための対策
風のないときは竿を立てる、風のあるときは竿を倒して斜め前くらいに保持する、という具合に食い込みを妨げないように穂先のやわらかさが生きる構えを意識しましょう。
また、その後のやり取りでは、自身より後ろに竿先がくるくらいの気持ちで合わせ、そのまま竿を倒して魚を浜へズリ上げる、といった流れが理想的です(図参照)。
竿を立てると魚は潜ろうとしますが、横に引かれると割と簡単に寄ってきます。また、取り込みの際は抜き上げるとハリはずれのリスクがあるので波に乗せてズリ上げるのがベストです。
【やってはダメ⑥】もっと沖を狙いたいから大きな号数のウキを使おう
【実際は?】ウキの適合オモリよりもウキの自重を優先しましょう
同じ大きさのウキの場合、内蔵オモリの重さによって浮力の調整がなされています。たとえば、同じサイズの5BとBのウキであれば、浮力を抑えるために重いオモリが入っているBのウキのほうが自重があるぶん飛距離を稼げます。
3号や5号といった号数表記の大きなウキは、浮力に合わせた重いオモリをセットすることになります。空気抵抗の少ないウキであれば使えなくもないですが、ウキとオモリといった2つの支点が生まれることで飛距離が落ちるため、遠投流し釣りでは使いにくさを感じます。
また、重いオモリによって感度が低下する仕掛けは数釣りには不向きです。したがって、メバル狙いであれば5Bまでとし、他魚に期待するときは1号までとするのがいいと思います。
なお、遊動ウキ仕掛けで重いオモリを使うなら遠投ではなく足もとでスズキなどを狙うのがよいでしょうね。
【やってはダメ⑦】沖を狙いやすい浜の横にある突き出た磯が釣り座としてベスト
【実際は?】どの水深で魚が釣れるかは浜から調査するのが基本です
メバルの遠投流し釣りではカケアガリと仕掛けの接点で魚を釣るという考え方が基本となるため、足もとから水深のある磯場よりも浜から狙うのが得策です。ヒザ下くらいの水深のところで大型が釣れることも多いものです。
釣り場サーチの基本的な考え方
まずは浜を釣り座とし、釣りやすいエリアから足もとまでを探ります。その後、反応がなければ徐々に沖を探っていきます。いきなり沖を狙って大物が掛かった場合、寄せてくる間に手前のエリアにいる魚が散る恐れがあるからです。
近く、浅くから釣り始め、沖の深いタナでしか食わないとわかれば沖を狙える釣り座に移動する、という考え方がいいですね。
【やってはダメ⑧】メバル狙いだから小さい餌を持参しよう
【実際は?】サイズがまばらなミックスが理想です
メバル狙いといって餌屋さんでアオイソメを頼むと、気をきかせて小ぶりのものを出してくれることがときどきあります。
瀬戸内方面では小ぶりなイシゴカイでメバルがよく釣れるときもありますし、時期や場所によって大きいのがいいときや小さいときがいいときがあるなどさまざまです。
ただし、撒き餌をしない遠投流し釣りでは餌を目立たせる必要があるため、大きなアオイソメが効果的なケースが多くなります。そのため、サイズが選べるなら私は大と中のミックスをお願いしてます。
大きな餌は2つに切ることで小さくできますが、小さいのばかりでは大きくしようがありません。その観点からも大きいものの方が都合がよいといえます(ちなみにグレの場合、イシゴカイがよく使われますが、実は大きなアオイソメが圧倒的に有利です)。
ご覧いただいてない方は前編も要チェック!!
【葛城修平プロフィール】
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