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釣り場での虫餌の保管法の正解は?|投げ釣りQ&A
Q:釣り場での虫餌の保管法の正解は?
カレイやキスのいずれを釣るにしても餌は木の餌箱で保管しています。しかし、半日もたたないうちに弱ってヘニャヘニャになります。かといって手返しのたびに餌箱をクーラーに仕舞うのも面倒です。上手な方はどのようにして餌の鮮度を保っているのでしょうか?
A:餌は小出しにするのが基本です
餌の鮮度については当日の気温や風、そもそもの購入時の状態といった問題もあるので一概にはいえない部分がありますが、すべての餌を入れた餌箱をずっと外に出しておくのはよくありません。木の餌箱は適度な通気性がありますし、ある程度は暑さや寒さを遮断してくれますが、外気にさらされていると中の虫餌が弱っていくのは確実です。
餌箱を足もとに置いているベテランの多くは、その餌箱を当座の使用分だけを入れている小出し用としていることが多いはずです。残りの餌は温度が低くて安定したクーラー内で保管し、外の小出し餌箱の餌がなくなれば補充することで常に鮮度のよい餌が使える、という考え方です。これが餌の管理としては最もよい方法だといえます。
内ブタがわりの餌箱を加工して作るのも有効
他にはクーラーの内ブタがわりに取りつけられるサイズのタッパーや木製の大型餌箱を用い、餌箱がクーラー内にある状態にしている人も少なくありません。これだとクーラーのフタで外気や日光の影響をシャットアウトできますし、クーラー内の冷気でいい感じに温度管理ができるので、半日程度の釣りならすべての餌をそこで保管していても問題ないようです。
この場合は餌のつけかえのたびにクーラーのフタを開けることになるので、夏場は餌箱でカバーしきれていないスペースを何らかの内ブタ的なもので覆ってクーラー内の冷気が外へ出にくくする工夫が求められます。そうでないと氷がいくらあっても足りません。ホームセンターや百均ショップにあるアルミ箔が貼られた断熱マットなどで穴埋め用の内ブタを自作するといいでしょう。
購入時のパックでの保存ならクーラーの最上部で
クーラー内で餌を保管するときは餌店で購入した際のパックのままでも大丈夫ですが、一緒に入れた食料や魚に押しつぶされたり、氷が解けた際に出る水に浸からないように注意が必要です。だいたい餌を冷やし過ぎるのはよくない(特にチロリの冷やし過ぎは禁物)だけに、餌のパックはクーラーの中身の一番上に置くのが無難です。また、用意した餌の保管専用にタッパー(フタに空気穴を開けたもの)に移しかえて保管する方法も一般的です。
以上、弱った虫餌はむやみに体液が出て扱いにくいものですし、身に締りがなくなって餌持ちがわるくなりがちです。アオイソメなどでは動きによるアピール効果も期待できませんから餌の鮮度保持で手を抜くのは考えものです。
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