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やめられまへん!! 投げ釣りはっ【オッサンの気ままな釣り日記編】 No.1
カレイの数を狙うなら
鳴門の櫛木漁港に注目でっせ♪
そのように釣れなくなったカレイですが、京阪神エリアから少し足をのばしてやれば好釣果にめぐり合える確率がグッとアップするものです。そこで、僕が好んで釣行する鳴門~徳島エリアで数釣りが望める釣り場をピックアップしてみました。
それは小鳴門から高松へ向かう国道11号線沿いの海岸線にある櫛木漁港。この漁港は近辺にある釣り場の中では早い時期からカレイが釣れ始め、年内いっぱいまで楽しめます。
釣れるカレイはマコが主体。食べごろの23~30㌢級がレギュラーサイズですが、ときには35㌢前後の大型が混じることも。過去には1日で10匹以上も釣れたケースがあり、よい潮に当たれば数が期待できるというのが櫛木漁港のセールスポイントやといえまんな。
釣り座は波止の先端Ⓐから中央部のⒷまでが有望で、仲間内ならば3名までが竿を並べることが可能です。
ここではハッキリと潮目が沖にできる込み潮時の満ち7分ごろにアタリがでるパターンが多いです。このとき1匹が釣れたら満潮の潮止まりまでの時間帯と、引き潮への動き始めは特に集中して釣りましょう。釣果をのばすか否かは、この集中力にかかっているといえまっせ。
櫛木漁港でのカレイの時合はスパンが短く、大半は60分前後、下手をすれば30分前後で終わるケースも珍しくありません。この短時間を「どう手返しよく釣るか?」が、時合中にカレイを効率よくゲットする重要なファクター。そのためには時合を迎えるまでにポイント位置の把握は必須です。櫛木漁港の沖は全体的に浅く、フラットな砂底の中に小さなシモリが点在する海底が広がっていることから、遠投主体で広範囲を探る攻略法が有利です。感度のよいPEラインで海底を詳細にサーチし、カレイを食わせるスポットを見つけだすセオリーを実践したいところでんな。また、同時に大切な時合の時間をロスする根掛かりゾーンもサーチしておけば一石二鳥でっせ♪
他魚としては、年内までなら25~30㌢級の小ダイの回遊があり、上手く群れをキャッチできれば3~5匹がクーラーに収まるのでよいお土産になります。また、晩秋の早朝には23~25㌢級の良型キスがまとまって釣れることも珍しくありません。
なお、春の花見ガレイの実績も高く、特にGWの時期には23~28㌢前後の中・小型ながらイシガレイが入れ食いになったこともおましたで。
櫛木漁港の欠点は、釣り場が北西向きなのできわめて季節風に弱いこと。北風が強い日には風裏を求めて小鳴門や里浦海岸への移動が無難ですわ。また、まとまった雨が降った後には水潮と濁りが入って無数のフグがわくパターンが多いので、こちらにも注意が必要なのをお忘れなく。
【中本嗣通プロフィール】
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