サーフで楽しいお手頃プラン｜【チヌの渚釣り】敦賀･水晶浜〈福井県〉

敦賀・水晶浜の渚釣りの概要

渚釣り（サーフのフカセ釣り）は浅いポイントでもチヌが釣れることを信じることから始まります。まずはそのことを念頭に置いて下さい。

９月下旬〜10月下旬は小〜中型が多く、40㌢を越えるような型物はあまり期待できません。それでも数が期待できることから渚釣りに初めてチャレンジする方にはおすすめのシーズンといえます。

この釣りの魅力は何といってもチヌのパワフルなファイトにあります。チヌはグレと比べると優雅な引きといわれますが、浅場で掛けたチヌは力強く走ります。横に走られたときは、止められずにチヌと一緒に動くこともあるほどです。他にもツボにハマッたときの爆発力とともに、安全な釣り場で気軽に楽しめるのも魅力です。

おすすめの釣り場は敦賀半島にある水晶浜です。ここは両端にある磯場がチヌの絶好の住み家となっており、魚影の濃さに定評があります。数はもちろん、シーズンによっては40〜50㌢クラスの大型も期待できます。

なお、安全なサーフの釣りとはいえ、ライフジャケットを必ず着用して安全に楽しんで下さい。

チヌの渚釣りで押さえておきたい条件

時間帯について

一般的には朝夕のまづめどきがゴールデンタイムとなりますが、渚釣りでは朝は反応がイマイチという傾向があります。そのため、夕方からの半夜で狙うことをおすすめします。14時ごろにポイントに入って地形などの情報をチェックし、15時過ぎから釣り始めるというプランがおすすめです。

風について

浅場を狙うため無風の晴天時はチヌの警戒心が増すため厳しいものがあります。北～北西の風が適度に吹き、波と濁りが少しあるときがベストです。

潮汐について

敦賀エリアは潮の干満の差がほとんどないので潮回りや潮位は気にしなくても構いません。

渚釣りの釣り方の基本

遠浅のサーフとあって遠くほどよいように見えますが、仕掛けを遠投する必要はありません。波打ち際から10〜15㍍ほど沖に仕掛け投入し、その手前に撒き餌を打ってチヌを寄せて狙うのが基本となります。

大切なのは一定のポイントに撒き餌をきかせて釣ることです。ポイントがボケないように同じ場所へ撒き餌を投入するには目視できるシモリを目印とし、その際や間をポイントとすることです。そうすれば効率よく釣ることができます。

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