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チヌ・落とし込み(前打ち)の悩みを解決!!|岩ガニで釣れないときの対策は?

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Q:岩ガニで釣れないときの対策は?

いつもは岩ガニをメインに使用しています。しかし、これで釣れないときは困ります。岩ガニ以外で夏場に好釣果が期待できる餌を教えて下さい

A:イガイの使用を考えましょう

私も乗っ込み期から小雪がちらつく厳寒期にいたるまで岩ガニをメインに使っていますが、餌取りが多くなる5月上旬からイガイも使用します。

1年を通して使える岩ガニですが、夏場は使いにくい場面もあります。

イガイを使用する際は、水深のある場所ならテトラなどの障害物の際、浅い場所なら超前を狙います(超前の場合は波気があることが前提です)。いずれの場合も着底後に穂先の下へ仕掛けをゆっくりと引き寄せ、2〜3回底をたたくサソイを入れます。これが実に効果的です。

チヌ前打ち岩ガニ以外3
餌取りが多くなればイガイが有効になります。
チヌ前打ち岩ガニ以外5
チヌ前打ち岩ガニ以外4

夏場から秋口にかけて汽水域を釣るときはイガイの他にフジツボも使います。ただし、底狙いが有効な岩ガニに対し、イガイやフジツボは鋼管抗や廃船、ブイ周辺など宙層が狙い目となるポイントで特に威力を発揮するといえます。

アタリは岩ガニのような体に感じられるものとは異なり、穂先やラインにでるものをとることになります。

沖めを探るときは目印を使うのも一手

竿の長さよりも遠い場所を攻めるときは、いくらラインを送っても仕掛けが手前に寄ってきます。それでは餌が垂直に落ちません。このようなケースでは目印を使うのが有効です。

このとき、いったん着底した餌を手前に引き寄せるサソイが効果的です。ただし、着底前から斜めに移動させるとチヌが警戒するため注意して下さい。

チヌ前打ち岩ガニ以外7
チヌ前打ち岩ガニ以外8

テトラや障害物の沖めでチヌのアタリをとらえたときは、合わせと同時に竿尻を下げます。こうして沖に走らせると取り込める確率がアップします。

(解説:金子登美雄)

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