Q:道糸とハリスの接続方法を教えて下さい
より違和感なく餌を食い込ませるにはナチュラルに漂わせることのできる、オモリなどを使わない仕掛けが有利とされていますよね? 特に冬場はそういった攻め方が要求されるシビアな状況が多いと思いますが、道糸とハリスの接続に使用しているサルカンも抵抗物として考えると、直結の方が食わせやすいのでしょうか? でも、軽いオモリとしてとらえれば仕掛けに張りを作りやすいという利点もあるし…。このあたりの接続方法の考え方、サルカンのサイズ選びなどについて詳しく教えて下さい。
A:釣り場の状況によって使いわける
まず、オモリ(ガン玉)を使用しない仕掛けほど食い込みがよくなるという考え方はNGです。ハリスやウキなども潮流や風の影響を受け、どうしても魚にとっての違和感が生じます。餌が単体で海中を漂う動きとまったく同じ状態にすることはできません。オモリを使用して仕掛けの浮き上がりを適度に抑えてやる方が刺し餌をより自然に見せることができる、というケースもあります。つまり、どのような仕掛けがベターかは、あくまでも釣り場の状況しだいとなります。
したがって、サルカンについてもデメリットのみにとらわれることはありません。道糸の号数に応じた適度なサイズのものであれば魚の食いにさほど影響はないでしょう。
(解説:嶋津栄規)
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