キャッチ率アップ!! 春グレ・実践的Q&A【口太グレ編その2】

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低水温や産卵の動向など、春のグレ釣りの状況は何かと不安定です。そんな中でよりよい釣果を上げようと思えば、曖昧ではなく、確かな釣り方でのアプローチが求められます。そこで、ここでは【その1】に引き続き口太グレについて、春に好釣果を上げるためのノウハウをQ&A方式で解説します。

際狙いで反応がないときの一手は?

際狙いで反応がない場合の次の一手、さらにその次の一手を教えて下さい。

深いタナ→サラシの先端狙いという展開が有効です

磯際で刺し餌を取られないときは、餌が取られるまでウキ下を深くするのが一手です。それで餌が取られるようならば、狙っているタナよりも少し浅めにウキ下を設定して待つのが基本です。

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それで釣れないときは際をあきらめて沖を探ります。シモリがあればその周辺を狙いますが、ない場合は撒き餌がきいていると思われるサラシの先端に目をつけます。このとき、ウキを沈めながら撒き餌と仕掛けを合わせて狙うパターンが有効です。根掛かりを気にせずにどんどんウキを沈めて探ってみて下さい。

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このパターンではラインを少し張りながら仕掛けを入れていき、竿先や道糸の走りでアタリをとります。ただし、活性が低いときはウキを浮かせてアタリをとる方がよいでしょう。その場合はタナを見つけるまでが難しいですが、それがわかればウキを沈ませるよりも効率がよくなるぶん数釣りが期待できます。


仕掛けのなじみの判断方法は?

深ダナ狙いの場合、仕掛けのなじみ具合がわかりません。なじんでいるとき、なじんでいないときの目安を教えて下さい。そして、なじんでいないとわかったときの対策を教えて下さい。

判断基準となるウキの浮力の微調整が不可欠です

わかりやすくいうと、仕掛けがなじんでいるというのはウキから刺し餌までのラインが直線を保っていることを差します。仕掛けがなじんでいればウキの頭が水面で見え隠れするようになります。逆に、なじんでいないときはウキが先行したり、ウキの頭が完全に浮きます。これを目安になじみのよしあしを判断するとよいでしょう。

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仕掛けに潮の抵抗がかかる状態、すなわち仕掛けがなじむという状態であれば、ウキのヘッドが押さえ込まれるように水面下に入ります(浮力設定がきちんと行なわれていることが前提です)。

深ダナでも浅ダナでもなじませる方法は同じです。ウキがポカンと浮いていたのではなじみ具合がわかりにくいことから、ポイントの状況に応じてG7やG8を用いて浮力を微調整する必要があります。

そして、仕掛けを流すときは張りのキープを心がけましょう。刺し餌に引っ張られる形でウキが少し沈む状態がベストです。張りを保てないと上潮に乗ったウキが先行するため、刺し餌の動きが速くなります。これだと魚が警戒して食いがわるくなることが考えられます。

磯際から沖へ払い出す潮であれば張りを作るのは簡単ですが、沖から磯際に向かって押してくる潮になると張りを持たせるのは難しくなります。その場合、仕掛けが直線になるようにオモリを段打ちにしたり、ウキを沈めてアタリをとる方法で攻めるのが得策です。

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いずれの場合も底の流れに仕掛けを乗せるため道糸の走りでアタリをとることになります。したがって、一定の張り具合を常に保つことが大切です。

沖に向かって風が吹いているときは、道糸を風になびかせることで張りが作れます。この場合、道糸を大きくふくらませるために竿先を高く保持しますが、風の強さによって道糸にかかる抵抗がかわるため、竿の角度をこまめに調整しなくてはなりません。


刺し餌が取られないときのウキ下設定の考え方は?

刺し餌が取られない状況だとウキ下の設定に悩みます。効率よくグレのつき場を見つけるためのウキ下調整のコツを詳しく教えて下さい。また、仕掛け面の工夫どころもあれば知りたいです。

深くするのが基本ですが、むやみに深くしないことが重要

刺し餌が取られない状況ではウキ下を深くしていくのがセオリーです。このためまずはオモリをセットした仕掛けで磯際を中心に水深を測ることから始めます。釣れるタナが深めのエリアでは、底まで6ヒロあるとすれば3~4ヒロ以上の深さで食ってくることが多いものです。そのシチュエーションを例にすると、ウキ下の考え方は以下のようになります。

餌取りなどがいる場所がわかれば、そのタナよりも矢引きほどウキ下を浅くして狙います。それでも食ってこなければさらにウキ下を深く取り、最終的には5ヒロ半まで攻めてみます。底までは矢引きほどの水深ですが、餌がなじんでからゆっくりとウキが沈む設定で攻めていれば底までのタナをきちんとフォローできます。ただし、グレは上から落ちてくる餌に反応するため、タナ以上に深いウキ下は有効ではないことを頭に入れておきましょう。

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仕掛け面で注意したいのは、食いが渋いときにはオモリをハリに近づけないことです。オモリとハリが近くなると、刺し餌の沈下スピードが速くなってグレが反応しきれないからです。最低でも1ヒロ以上離す方がよいでしょう。

オモリの有無にかかわらず、ウキが矢引きほど沈めば引き戻すようにします。これを繰り返すことで張りを作り、撒き餌と同じように刺し餌を上から沈下するように演出するのが食い渋り時の攻略のコツです。1度試してみて下さい。

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