※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
メバル・ガシラは1時間で勝負が決まる!! 落として待つだけのズボ釣りが楽しい
海水温が低くなる冬期は、メバルやガシラといった根魚も動きが鈍くなります。いつでも餌を食うわけではなく、およそ日没前後の1時間だけ活性が高まるといった傾向が強くなります。逆に考えると、日没前後の1時間に竿を出せば釣果が期待できるということです。足もと狙いの簡単なズボ釣りによる短期決戦でメバルやガシラといった根魚の心地よいアタリを楽しんでみて下さい!!
(文:新宅功治)
メバル・ガシラ狙いのズボ釣り成功のカギ
冬のズボ釣り成功のコツはただ1つ。日没前後の1時間に全力を注ぐことです。海水温の低いこの時期は、ガシラやメバルといった根魚の動きが鈍くなりがちです。他魚に襲われる危険を避けるためか日没前後の1時間だけを食事時間と決めて行動しているようです。特に、水深のある釣り場ほど時合が短い傾向にあります(私がよく行く水深7㍍前後の沖堤では釣れる時間帯がはっきりと決まっています)。そのため、よりよい釣果を上げるには日が暮れる30分~1時間前にはポイントへ入り、日没後1時間までを集中して釣るスタイルで挑むのがおすすめです。
そして、水深のあるポイントを短時間で探るのにうってつけの釣り方が重いオモリを使えるズボ釣りです。根回りをダイレクトに狙える強みがあるうえ、足もとに落とすだけでも釣れるという手軽さも有しているため初心者でも釣果を得やすいという魅力があります。
メバル・ガシラの好釣果を上げるズボ釣り3カ条
①明るいうちに狙い目をチェック
明るい時間帯に釣り場へ入り、底に沈むゴロタ石や、開口部の広いケーソンの継ぎ目といった狙い目を捜し出しましょう。そして、その近くに釣り座を構えます(もちろん、安全な足場を確保できることが大前提です)。
②日没の30分前からシラサエビを撒く
竿下に沈んだ根を狙うときは底撒き器を使って根の1ヒロ上でシラサエビの底撒きをします。メバルやガシラといった根魚狙いにはアオイソメも好餌となりますが、短時間勝負では魚の活性をいち早く高められるシラサエビを撒くスタイルが効率的です。
③1~2本バリで手返しよく釣る
ハリ数を増やすと餌をつける手間がかかり、時間のロスが多くなります。仕掛けのハリは1~2本とし、1匹ずつしっかりと釣り上げていく方が確実かつ効率的です。
メバル・ガシラの釣果アップが期待できるアイテム
①青のケミカルライト
ハリの上にケミカルライトをつければ暗闇の中でも回収する仕掛けをすんなりとキャッチすることができ、手返しが上がります。また、シラサエビやアオイソメは夜の海中で青く光るといわれます。ブルーのケミカルライトはその点でのアピール力も優秀です。
②手もとを照らすミニライト
常夜灯のような静止した光なら問題ありませんが、人が動くたびに照射場所や光量がかわるヘッドライトを海に向けるとメバルやガシラなどが散ってしまいます。直進性の強いLEDライトを使うときは特に気をつけましょう。安全確認用のヘッドライトの他、手もとを照らすための小さなライトも用意することで自身のミスによって魚が散る懸念が解消されます。
【ズボ釣り実践釣り場ガイド】大阪北港・夢洲の新波止桟橋
●ヒナ段…内・外向きともに際狙いが基本。外向きの7㍍ほど沖までに沈むゴロタ石回りも狙い目です。メバルやガシラといった根魚を狙う人は少ないため数・型ともに期待できます。
●赤灯…沖から波止にかけての底に続くカケアガリが狙い目です。底にはゴロタ石が多く、メバルやガシラといった根魚の数・型ともに充実しています。
釣行メモ
たまや渡船 | |
---|---|
電話番号 | 090-3286-3165 |
HP | http://kurodai60.sakura.ne.jp/tamaya/index.htm |
料金 | 大人(高校生以上の男性)2,500円 女性・子ども(中学生以下)1,500円 |
アクセス | 最寄りの高速出口は阪神高速15号堺線・玉出(下り線)、津守(上り線)。府道5を西進して千本松大橋を渡ると左手に渡船店舗がある。さらに西進して鶴町2丁目交差点の手前を左折し、突き当たりまで進むと渡船が出る鶴町渡船場に着く。車は道路脇にとめる。 |
備考 | 乗船場などの変更点があることも考えられるため、釣行時は事前に連絡するか、HPを見て確認のこと。 |
アイナメ・ガシラ・メバルが連発!! 神明・垂水一文字の根魚釣りを解説
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。