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【チヌ・フカセ釣りの悩みズバリ解消!!】オモリを打つ位置による違いとは?
Q:オモリを打つ位置による違いとは?
いろいろな人の仕掛けを見ていると、それぞれオモリを打つ位置が異なることがあります。オモリを打つ位置の違いによって、どのような効果があるのかを教えて下さい。
A:主にアタリので方がかわります
オモリを打つのに最適な位置は潮流、風、波、水温など、さまざまな条件やシチュエーションによってかわります。つまり、どの位置にオモリを打つのが正解なのかは一概にはいえません。そこで、ここではオモリを打つ位置でどのような違いが出るかを紹介します(オモリのサイズはG5~G3程度と考えて下さい)。
まず、口オモリ(ハリ上20㌢前後)にするとハリとオモリがほぼ同時になじみ、素早く仕掛けが立つことで直線的なアタリがでます。対象となるチヌの捕食スタイルは上向きがメインになるので比較的活性が高いときに用いるのがいいでしょう。また、撒き餌よりも先行して沈むので刺し餌をより目立たせることができます。
次に、ハリ上1ヒロ以上にオモリを打つと、仕掛けがなじむまで時間がかかるのでアタリがでるのが少し遅くなります。ハリまでの距離を長く取るほどアタリは遅くなります。タナがわからずに全層をチェックしたいときに使ってみて下さい。オモリを支点にハリスがVの字になるこのパターンでは、刺し餌が落ちきるまでにアタリがでるイメージです。オモリの位置を調整して完全フカセ仕掛けと併用すればより効果的でしょう。
この場合、チヌの捕食スタイルは上向き、横向き、下向きと幅が広がりますが、基本的にオモリが落ちきるまではアタリがとりにくく、仕掛けがなじむまでに刺し餌を取られていることも多々あります。
他にも段打ちなどさまざまパターンがありますが、基本的な考え方はかわりません。ハリの近くになるほど、重いオモリを使用するほどアタリが明確になり、小さいオモリを打つほどアタリが遅くなるという傾向を頭に入れていろいろと試してみましょう。
(解説:北条公哉)
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