釣り方簡単で好釣果!! 多魚種が狙えるカゴ釣り講座 Part.1

カゴ釣り講座1-8

12月中旬までの淡路島ではカゴ釣りで多彩な魚種を狙えます。メインターゲットはグレ・チヌ・アジ。この他、潮通しがよいうえに水深が豊富な場所に行けば青物やマダイも狙えます。基本的に投げて待つだけでも撒き餌と刺し餌の同調をはかれる手軽な釣りなので、まだやったことがない方もぜひチャレンジしてみて下さい!!

(文:井手良一)

私の住む淡路島における晩秋~初冬のカゴ釣りのターゲットはグレ・チヌ・アジをメインに、場所によってマダイ・青物という具合です。魚種によってやや釣り方が異なるので五目釣りというよりは、ある程度魚種を絞ったうえで釣り方とポイントを選ぶ感じとなります。釣期は12月の中旬まで。それ以降は水温の低下によって釣果にムラが出るようになります。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

カゴ釣りのポイント選択

グレ・チヌ・アジの場合は水深が豊富、なおかつ潮通しがよい場所がベストです。そのうえカケアガリなど水深の変化があれば、より好釣果が期待できます。たとえば、人工島の沖向きのテトラ帯などが有望です。

カゴ釣り講座1-14

人工島の沖面は水深が豊富で、潮通しがよいことが多いです。グレ・チヌ・アジを狙うには最適の釣り場だといえます。

マダイ・青物は、淡路島では海釣り公園メガフロートや沼島などの水深が豊富な一部のポイントに限られるので、条件をあげにくい面があります。ただ、1ついえることは、上記の釣り場のような急流ポイントでは潮の流れが速過ぎて釣りにならないこともあるということです。つまり、水深などのポイントの要素に加えて潮のタイミングを見きわめることが釣りをするうえで重要になるわけです。潮がある程度動く日に釣行し、満潮や干潮の前後など潮の動きが変化するタイミングを逃さないように竿を出せばチャンスは巡ってくるはずです。

魚種別のアプローチパターン

グレ・チヌ狙いのパターン

カゴ釣り講座1-2

フカセ釣りでは釣りにくいグレもカゴ釣りならこのような釣果が高確率で期待できます。

カゴ釣りよりも自然な釣り方だといえるフカセ釣りでも苦戦させられることがあるほどグレ・チヌは神経質な面を持ち合わせた魚です。そのため警戒心が高くなりがちな手前や浅場ではなく、距離・水深ともに撒き餌が普段届かないところを狙うのが得策であり、カゴ釣りの利点を生かした作戦だといえます。潮通しのよい沖のグレは活性が高く、違和感を覚えやすいカゴ釣り仕掛けにも十分に食ってくるものです。

カゴ釣り講座1-10

以上の点を踏まえ、竿は磯竿の2~3号程度、ウキは3~5号の棒ウキを使用します。カゴはナイロン製のものでよいでしょう。

ウキ下は海底に合わせるのが基本です。フカセ釣りでは、撒き餌と刺し餌が同調することを基本とするため深場や流れの速いところを攻めるのは難しいですが、カゴから下のハリス部分の長さが限られるカゴ釣りでは難しく考えなくても同調をはかることができます。

カゴに入れる撒き餌は生の沖アミか、生の沖アミに集魚材を混ぜたものを使用します。刺し餌は生の沖アミと餌取りに強いボイルの沖アミを状況に応じて使いわるのが得策です。

アジ狙いのパターン

船から釣れるような25~30㌢を期待しつつ、アベレージといえる20㌢級を狙うことを目的とするなら遠投重視の道具立てが求められます。この場合、サビキカゴをセットした天秤仕掛けと遠投磯竿3~4号の組み合わせがベストです。

カゴ釣り講座1-11
カゴ釣り講座1-5

このような道具を用いて狙います。餌のかわりにワームを用いるのもおもしろいです。

ウキ下はグレ・チヌ狙いと同様に仕掛けが底付近を流れるように設定します。仕掛けがなじめばカゴの餌を出すように大きく竿をあおるのがこのパターンのコツ。あおった後にアタリがよくでます。10~20秒間隔で2〜3回あおるとカゴの餌がなくなるので回収して再度投入します。

この竿をあおる動作はカゴに残ったアミエビを出すことが主な目的ですが、アジに関しては刺し餌の動きに対する反射食いを誘うという要素もあります。ただし、この操作を行なうと、糸ガラミがしやすいという難点があります。このためハリスの長さは他のカゴ釣りよりもはるかに短い30~50㌢程度に留めます。これでも十分食ってくるので問題ありません。

カゴ釣り講座1-1

アジ狙いでは竿をあおる動作(サソイ)が好釣果を上げる秘訣といえます。

撒き餌はアミエビを使用します。カゴに入れるときは水分を押し出すようにすることでキャスト時や、カゴがタナへ届くまでに撒き餌がこぼれ落ちるのを防ぐことができます。

刺し餌は沖アミでもいいですが、遠投してもはずれにくいうえ餌取りに強いイカ短冊(細く切る)やワーム、人工イソメなどをつけるのも有効です。

なお、アジ狙いは朝夕のまづめどきが主なチャンスタイムですが、大遠投すれば日中にも釣れます。

マダイ・青物のパターン

カゴ釣り講座1-3

シラサエビなどの生きエビを餌にして狙うのが有効です。

淡路島では飲ませ釣りやルアーマンも多い時期であり、カゴ釣りで釣れる場所が限られることから上級者向けのパターンといえるので詳しくは書きませんが、マダイと青物を一緒に狙うなら沖アミではなく、シラサエビなどの生きエビを使ったカゴ釣りが有効です。

カゴ釣り実践釣り場ガイド

淡路島・志筑新島

カゴ釣り講座1-13
カゴ釣り講座1-4

この釣り場は護岸沿いに横付けする形での駐車が可能です。また、ショッピングセンターが隣接するので食料の買い出しや休憩できるなどとても便利です。

適度な水深があり、潮通しがまずまずよい沖面のテトラから遠投するパターンでアジ、近投するパターンでグレ・チヌが狙えます。

アジは5~11月、グレは4~12月、チヌはほぼ年中狙えます。アジの回遊にはムラがありますが、朝夕をメインによいときには25~30㌢級の回遊も見られます。グレは20~30㌢クラスがメインです。いずれの魚種も中潮~大潮の潮回りが有望です。

淡路島・海釣り公園メガフロート

カゴ釣り講座1-12

ターゲットはグレ・マダイ・青物。流れが速く、水深が豊富という具合にカゴ釣りに求められる釣り場の条件を備えたの超1級のポイントです。マダイ・青物は南面での実績が高いですが、釣り座が狭いことから激戦区となっています。

撒き餌・刺し餌ともににシラサエビなどの生きエビを使用する方が多いのが特徴です。青物に関しても飲ませ釣りよりも生きエビの方がよく釣れています。

グレ狙いなら広い桟橋に釣り座を取るのがおすすめです。

いずれの魚種も潮が速い大潮よりも小潮回りの方が釣りやすく、実際に釣果も上がっています。

釣り公園とあって駐車場・トイレ・休憩所・売店(冷凍餌の販売あり)があるなど設備は充実しています。

海釣り公園メガフロート
HP https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/suisan/umidurikouen-mega.html
電話番号 0799-55-0400
開園時間 ■1~3月=7~17時
■4~6月=6~18時
■7~9月=6~19時
■10~12月=7~18時
※最終受付時間は閉園の2時間前。
休園日 ■毎週火曜日
※火曜日が祝日の場合は開園して翌日休園
■12月29日~1月3日
■台風などの悪天日、波浪警報などの警報発令時
料金 ■大人(16歳以上)=4時間1,400円、1日2,100円
■小人(5~15歳)=4時間700円、1日1,050円
※4時間の釣りの割り増し料金は1時間あたり大人300円、小人150円
※釣りをしない方の入園料は大人210円、小人100円
※回数券の販売もあり
その他 ■無料駐車場完備(約180台)
■貸し出し竿あり(有料)
■餌の販売あり

インフォメーション

釣況問い合わせ、餌、釣り具 まるは釣り具・洲本店0799-23-1075)。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう