好期は絶対にハズさない。落ちギス＋マダイ＆カレイ攻略ガイド｜若狭〜北陸エリア編

北陸〜若狭の実践釣り場ガイド

砂浜のキスは波松海岸に注目

北陸方面では波松の外海に面した海岸がこの時期のおすすめ。あまりにポイントが広くて悩む広大なサーフですが、浜から突き出した各テトラ波止の間を順に探ってキスのつき場を見つけましょう。波打ち際が深くなっているところが意外とあるので、手前までていねいにサビくことが大切です。また、40～50㍍沖が浅くなっている場所ならその先のカケアガリ、手前の落ち込み部なども好ポイントとなります。寄せてくる波の形をよく見て海底の様子を推理することも欠かせません。

なお、引き釣りにヒラメ・マゴチなどがくることもあるため少し太めのハリスを使うのも一策です。その気なら別タックルで本格的に狙うのもおもしろいでしょう。ただし、この場所は波が高いとキスの食いがわるくなります。波高1.5㍍を越えると、そもそも危険なので釣行は控えて下さい。

ちなみに、悪天候時（風が強い場合）の風裏候補としては、敦賀半島の手の浦海水浴場、小浜の加尾の浜などがあります。風向きにもよりますが、外海が荒れ気味でもラクに釣りができることが多い場所です。

シモリ＆藻際のキスを狙える漁港

高浜町の音海学校裏の港内、小浜方面だと田烏～釣姫の港内や護岸、常神半島の遊子、小川、神子あたりの各漁港などで藻場やシモリの周辺をタイトに狙うスタイルがおもしろいです。港内奥の浅場にキスが入っていることも多いので足を使って数を稼ぎましょう。

釣姫のゴロタ場もよい狙い目です。

マダイは内浦湾、カレイは能登島

中型マダイの数狙いなら高浜・内浦湾奥の日引漁港や上瀬漁港の波止が有力ポイントです。マムシ主体で沖向きを狙いますが、水深があるので遠投は不要です。40～60㍍ラインを狙いましょう。

中型マダイの数釣りが期待できる上瀬漁港の波止先端部です。

11月から開幕する能登島のカレイなら水深のある閨町、無関町周辺の釣り場がおすすめ。気合を入れてウェーダーを着用し、閨町・立ケ鼻のゴロタ場まで行けば、水深が豊富とあって期待度はさらに上がります。

立ケ鼻周辺ではウェーダーを着用してアプローチすると、好釣果の期待感が高まります。