あれって正しくないの!? 秋磯のセオリー 正解? 不正解?|グレ釣り編その4

グレ秋磯のセオリー4-1

グレの数釣りが楽しめる秋磯シーズンとあって釣り方のよしあしの判断はつきにくいものです。実はセオリーとされる考え方にも曖昧な部分が少なくないだけに注意が必要です。シーズンの本格化を前に気になるノウハウの真偽を検証してみましょう!!

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Q:浅ダナ狙いが基本?

答:個人的には正解

グレ秋磯のセオリー4-4

基本的に浅ダナ狙いが有利です。

浅ダナ狙いはグレ釣りの基本であると私は考えています。水温が適度であり、1年を通してグレの活性が最も高い秋はその傾向が顕著といえます。撒き餌に好反応を示し、浅ダナまで浮いてくる食い気のあるグレを狙わない手はありません。

しかし、やみくもに浅ダナを攻めていては釣果は上がりにくいものです。当然ですが、まずはグレを浅ダナへ浮かすことを考えなくてはなりません。それをするには磯の特徴もかかわってくるだけに、まずは有利な磯について考えてみましょう。

浅ダナ狙いが有利な磯とは?

私のホームグランドである紀東の場合、秋に潮がよく通る沖磯へ上がると青物の回遊によく遭遇します。この青物が磯の周囲に居つくと、グレは浅ダナへ浮くどころか食い気すらなくなることがあります。また、沖磯は足もとからドン深であることが多く、グレが浮きづらい傾向があります。

それらの点を考慮すると「秋は地から」という格言の通り、地方寄りの磯に注目するのが得策といえます。水深が浅いうえ、シモリがたくさんあったり、ゴロタ石がたくさん入っている磯で竿を出すのが理想的です。

撒き餌と仕掛けの考え方

次に大切なのが撒き餌です。グレを浮かすためには比重の軽い配合餌が欠かせません。比重が重い配合餌は沈下が速く、それにつられてグレが沈むことが考えられるため適しません。購入する際はパッケージの表記をチェックして比重の軽い配合餌を選びましょう。

グレ秋磯のセオリー4-3

浅ダナ狙いとはいえ、状況に応じた仕掛け作りが求められます。

仕掛けに関しては人それぞれ好みもあるため一概にはいえませんが、私は風やサラシが弱い場合はガン玉なし、あるいは極小ジンタンを打つ仕様で攻めます。それに対して風やサラシが強い場合は、1ヒロのタナを狙うときでもきちんとなじむようにガン玉を打つようにしています。

基本は浅ダナ狙いですが、秋とはいえ状況によってはグレが浮かないことももちろんあります。そのときは浅ダナにこだわらず、深いタナも探りましょう。

(文:小堀敬太)

Q:小アジの猛攻は大きな刺し餌で対処?

答:個人的には正解

グレ秋磯のセオリー4-6

刺し餌の使い方しだいでアジをかわすことができます。

アジはやっかいな餌取りですが、対策がないわけではありません。その対策となるのが、くわえられるものの飲み込めない大きな刺し餌と、くわえられても形状がほぼかわらない硬質な刺し餌を使うことです。これらは少しでもハリに残りやすく、グレの口に届く可能性が高くなります。

私は、身を締める効果のある「つけ込みにこれだ!! ハード」などのドリップ剤にボイル沖アミのLLサイズと殻をむいたシバエビをつけ込む方法にて大きくてかたい餌を自作しています。

そして、小アジがいるときはハリも大きくするのが有効です。私の場合、普段使用する5~6号よりも大きな7~8号のグレバリを使用します。そうすれば大きな刺し餌をしっかり刺せるようになるうえ、飲み込まれにくくなります。

実釣時の対策

実釣時には仕掛けがなじむ前にマーカーやウキが横走りすることがありますが、あれはアジが刺し餌をくわえて走ることによって起こります。そのまま放っておくと刺し餌はグレに届かないので対策が必要です。

グレ秋磯のセオリー4-5

アジが刺し餌の存在を見失うような釣り方をすることでグレのアタリを拾うことができます。

マーカーなどが横走したら刺し餌をアジの口から放させるために道糸を少し張ります。その後、すかさず撒き餌を打って刺し餌に集まっている注目をはずします。この間に刺し餌が沈下し、グレのタナへと入る可能性が高まります。

それで対処できなければ5B前後のガン玉をチモトに打って磯際を攻めたり、アジが入りにくい強いサラシの中を攻めるのが得策となります。

活性の高い秋のグレは、刺し餌、ハリ、ガン玉が大きくても食ってくるものです。小アジが多くて対処に困るなら「大きなもの」を積極的に活用しましょう。

(文:小堀敬太)

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