やめられまへん!! 投げ釣りはっ【オッサンの気ままな釣り日記編】No.10

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オッサンお得意の「粟津離岸堤」のガイドでっせ

今回は月刊『関西のつり』の編集部から〝釣行御法度〟を食らうほどレポートを書きまくった超お得意の釣り場である徳島県の粟津離岸堤のガイドです。取材で多用したのは安定した釣果が上がるからに他なりまへん。ガイドを参考にして大物も期待できる多彩なターゲットと遊んでおくれなはれ

(カメラ/文:中本嗣通)

毎度です

毎年のように、あまりにもしつこく取材釣行を重ねたことで月刊『関西のつり』の編集部から〝釣行御法度〟を食らうほどレポートを書きまくった超お得意の釣り場といえば、徳島エリアの粟津離岸堤(里浦一文字)に間違いありません。もォ~う、ひどいときには年に2~3回も取材釣行に通っていたんでかっら、そらぁ、教育的指導の釣行禁止を告げられても仕方がおまへんわな…。

しかも、地上波やCS放送の釣り番組のロケやDVDの撮影にと1年を通じてこの釣り場を必ず取材予定に入れるほど釣行しまくったことから、中には「中本は徳島の粟津離岸堤と岡川尻しか知らんのと違うか…」と思われた人も数多くいらっしゃったのでは? でもネ、それだけ釣果を得るために信頼できる「釣れる釣り場」であると認識している証拠なんでっせ

てなことで、今回の「気ままな釣り日記」はそんな超お得意釣り場である粟津離岸堤(里浦一文字)の総括レポートがお題です。なんや学生が授業の宿題として提出するレポート風な書き方の割には内容が薄おますが、たまにはこんな発表会風の書き方もオモシロイのと違いまっかな♪  

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粟津離岸提といえば…

粟津離岸提がある旧吉野川の河口エリアといえば、古くから徳島県下では投げ釣りポイントとして名を馳せていました。その渡船利用の粟津離岸提が一躍脚光を浴びたのは、1990年代初頭に嵐のように沸き起こった〝マゴチフィーバー〟と違いまっしゃろか? 当時、釣法が確立されていなかったことから狙って釣れるターゲットではなかったマゴチですが、ユムシの餌による夜釣りで40~60㌢級が数多く釣れたとあって関西のキャスターがドッと押し寄せたもんですわ。

しかも、マゴチだけではなく、初夏~晩秋にかけては27~30㌢超の大型キス、40~50㌢のクロダイやキビレチヌ、さらに30~50㌢を主体に乗っ込み期には70㌢を超えるマダイ、生き餌を使えば50~80㌢のヒラメまでもが釣れた実績が世間に広まって大物釣り場として一躍有名になったんでっせ。

そのために一時期は釣り人が殺到して釣り荒れ気味になったうえ、台風の影響で海底の質や形状がかわったことなどで数年前には釣果がガタ落ち状態になったこともおました。それでも近年は再び往年の釣果が復活してきているみたいでっせ。

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夏場はこんな良型キビレが明るいうちから激しいアタリを見せて登場することも。

また、初冬~晩春までは40㌢アップの大型マコガレイやイシガレイに加えて離岸提のテトラ際を住み処とするポン級アイナメも釣れることから1年を通じて好釣果を得られる、徳島・鳴門エリア屈指の好ポイントであることが判明しました。

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ときには25~30㌢のシログチに混じって40㌢超級のニベが釣れます。うまく群れをとらえることができれば2~4匹ほどバタバタと連続してのハリ掛かりも期待できます。

ちなみにオッサンは、やはり90年代前半の〝マゴチフィーバー〟時代から通い始め、以後毎年のように初夏~晩秋には大型のキス・チヌ・マダイ、初冬~晩春にはザブトンカレイを狙ってイソイソと出向いているというワケですわ。

粟津離岸提での釣り場

粟津離岸提とは、旧吉野川河口にのびるケーソン波止の0番から始まって、大手海岸(通称、里浦海岸)に沿って北へと連なる異形状のテトラを積み上げた長短12本(1番~12番)の低い沖提の総称ですわ。

このうち投げ釣りに向いているのは足場のよいケーソン波止の0番、比較的足場のよい形状のテトラを積み上げた6番と9番でっかな。足場の乱雑な他のその他のテトラ提でも投げ釣りは可能ですが、転落や波をかぶる事故が懸念されるので控えた方が無難やと思いますわ。

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渡してくれるのは喜多内渡船です。話好きな船長さんは親切で、最新の釣果状況やポイントなどを聞けば快く教えてくれまっせ。

粟津離岸提におけるターゲットと釣期

キス
(大型キス)
5月下旬~7月上旬と10月上旬~中旬
マダイ 5月上旬~10月(大型は晩春~初夏)
クロダイ
(キチヌ)
4月中旬~11月
マゴチ・
ヒラメ
5月下旬~10月
マコガレイ 10月~12月中旬と3月下旬~5月上旬(大型は初冬)
※徳島エリアで最初にマコガレイが釣れだすのが粟津離岸提
イシガレイ 11~12月と3月下旬~5月上旬(大型は初冬)
アイナメ 12~4月

粟津離岸提における時合

粟津離岸提は、北に位置する鳴門海峡から流れ込んでくる満ち潮に乗って魚が回遊、または活性を上げるのが原則パターンです。そのため1年を通じて潮流が動きだす満潮前後にアタリが集中するケースが多いです。

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マダイは夜間の満ち潮に乗って回遊してくるパターンが多いです。30~40㌢級のおいしいサイズが多いですが、ときには50~60㌢を超える大ダイ級も期待できまっせ。

特にマダイやチヌ類、大型キスは満ち潮前後の潮が動くタイミングと時合がリンクするケースがほとんどだといってよく、この時間帯には気が抜けまへんで。逆に、カレイやマゴチ・アイナメといった底生魚類は干潮の潮止まり前と、潮止まりから潮が満ち始める時間帯がチャンス。極端ないい方をすれば、その時間帯しか口を使わないパターンの日も多々おまっせ。