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【投げ釣り】有望エリアのマゴチ・ヒラメ攻略ガイド Part1.紀北〜紀東
〈アプローチパターン〉
こまめに誘い、しっかり掛ける!!
仕掛けは餌のサイズによっては孫バリ式にすることもあし、トラブルが少ない1本バリでいくこともある。ハリスはコシのあるしっかりしたものを使い、とにかく上げてみたら仕掛けがからんでいた…というムダな時間をなくしている。
餌は生きアジを使う。塩イワシもよい餌だが、やはりヒラメのヒット率を考えると生き餌に分があると思う。アジのつけ方は背掛けかアゴ掛け。最近は大きめのアジしか入手できないことも多いので、丸セイゴ20号のでしっかりとアゴ掛けにして投入時に餌が取れるのを防ぐことが多い。
生きアジの釣りは投げっ放しでもいいようなイメージだが、やはりサソイを入れて餌を動かすことは重要だ。また、現地で小アジがよく釣れるときならこまめに打ち返すこと。元気なアジが目一杯の力で仕掛けの抵抗に逆らって不自然な泳ぎを続けている、といった状態を常にキープすることでターゲットにアピールしたい。
乗り重視の竿ならフッキングも容易
この釣りではアタリを見逃すことはないが、そこからフッキングに持ち込むタイミングが難しいとよくいわれる。だが、私の場合は穂先がやわらかい磯竿(5号の遠投タイプ)を使用するので比較的イージーに掛けている。疑わしいアタリがあれば竿を手持ちにして魚の重みが乗るのを待ち、相手が走りだしたところでしっかり合わせるだけだ。合わせが弱いとアジからハリがはずれずに十分に掛からないケースがあるから注意したい。
魚が掛かれば素早く底を切って寄せればいいが、マゴチ・ヒラメはタイ系の魚と違って海面に出てから結構暴れるものだ。このときにハリはずれのバラシなどしたら最悪である。できるだけスムースに玉網へ誘導しよう。
基本的に移動は想定しないが…
投げ釣りは荷物が多く、さらに生きアジを用いるスタイルならアジバケツも必要だから釣り場の移動は大変だ。だから基本的に移動は考えず、そこで1日粘るつもりでポイントを吟味する。だいたい本命が2~3匹も出れば大満足という釣りだ。ボウズも受け入れる覚悟でその場所をしっかり探りたい。
ただし、外海の釣り場でウネリが出始めたとか、河口で濁りが入りだしたというようなケースは粘る意味がない。その影響が小さくて釣りになるエリアへ移動することになる。
また、何らかの条件的問題や雰囲気で釣れる気がしないときには思い切って場所をかえる方が楽しい。それと前日に大釣りがあった場所では粘りたくなるが、反応が遠いようなら見切るのも一策だ。相手は個体数が少ない魚だからしばらくはポイントが空き家になっているようなことも考えられる。
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