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《チヌ釣りQ&A・フカセ釣り》ハイギヤタイプのリールのメリットは?
Q:ハイギヤタイプのリールのメリットは?
回りにはハイギヤタイプのリールを使用する人が多いのですが、これを使用することで得られるメリットにはどういったものがあるのでしょうか? ハイギヤのリールが有効となるシチュエーションをいろいろと教えて下さい。
A:手返しアップなどメリットは豊富
私も含め、ほとんどの釣友がハイギヤタイプのリールを使用しています。また、トーナメントなど各種の競技会では大半の方が使用されています。その最大の理由は、やはり巻き取りの速さによる恩恵が大きいからでしょう。
私が使用している3000番のエクストラハイギヤタイプだとハンドル1回転あたりの糸の巻き取り量は98㌢です。ハイギヤタイプでは90㌢の巻き取りが可能です。一方、同じ3000番でもハイギヤ仕様でないものは最長でも75㌢。その差は歴然です。もちろんローギヤタイプにもそれなりにメリットはありますが、今回はハイギヤタイプのメリットについて紹介しましょう。
前述のように巻き取りスピードが速いのがこのタイプの最大の特徴です。そのぶん仕掛けの回収が素早くなり、手返しの向上に繋がります。その結果として、仕掛けの投入回数をより多くすることができ、ターゲットとの接点が増えると考えられます。
また、遠投での深ダナ狙いといったアプローチにおいては、ヒットした魚を比較的容易に素早く寄せて浮かせることができます。波止のチヌ釣りの場合は、テトラ際やスリットへの不意の突っ込みに素早く対応できるのがメリットの1つとして考えられます。素早い巻き取りによって障害物を避けることができればファイト時の主導権を握りやすくなります。
また、足場が高い波止からの釣りでは道糸が風の影響を受けやすく、仕掛けが引っ張られがちです。たいていはポイントでの仕掛けのなじみを優先し、糸フケを多めに出して対応することになるでしょう。このようなケースにおいてアタリがでた際、ハイギヤタイプのリールであればより早く糸フケを回収して合わせに移行することが可能となります。
(解説:嶋津栄規)
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