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【渓流釣り】アマゴ・ヤマメ 4月の渓流は魅力満載〈兵庫県〉円山川水系・八木川、小佐川、阿瀬川
〈兵庫県〉円山川水系・八木川、小佐川、阿瀬川
支流が豊富とあって探り甲斐のある円山川水系は4月から本番を迎える渓流として毎年注目している。ピックアップした3つの渓流に注目し、活発に餌を拾う浅瀬をうまく狙えば楽しい1日になるはずだ
(文:大下義典)
〈4月に期待する渓流〉
支流豊富な円山川水系に注目
年券を購入する通い慣れたエリア。枝谷を含めて東西南北と広範囲に支流が走るため探り甲斐がある。私は水況や前年度の稚魚放流実績、好みの渓相などを考慮して河川を絞り込む。もちろん見立てがはずれて貧果で終わることもあるが、以降の糧となると思って割り切っている。
以下では、よい釣果に当たるかわからないが、はずさないであろう渓を3つあげてみる。
※円山川水系のヤマメ・アマゴの遊漁料は日券3000円、年券12000円。
八木川
川幅の広い開けた川とあり、フライやテンカラを楽しむ釣り人をよく見かける。高低差の小さな安全なポイントが続くためビギナーにもおすすめ。成魚放流ものの居残りや、成長した稚魚放流ものが引き味を楽しませてくれる。
川が開けているぶんサビが取れるのが早く、早春からきれいな魚体を見ることができるのも八木川の特徴である。
アクセス
北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山ICをおりて左折し、R9を西進。ハチ高原の看板を目印に関神社前交差点を左折して県道87を直進。
小佐川
円山川水系における穴場的な河川。厳密にいえば八木川の支流に当たる。上流で石原川と日畑川に分岐しており、そのうち日畑川がおすすめ。
合流点から日畑地区までは林道が走っており、どこからでも入渓可能。そのような気軽にエントリーできる面が魅力だが、日畑地区へ近づくほど段々の落ち込みから連なる大場所も出現する。小さな渓に似合わないダイナミックな一面を垣間見ることができる。足もとに十分注意して楽しみたい。
ここでは稚魚放流ものが育ったきれいなアマゴ・ヤマメがターゲットになる。また、自然繁殖した天然物の魚影も濃い。
アクセス
北近畿豊岡道・八鹿氷ノ山ICをおりて右折。R9を約300㍍進んだところにある分岐点で県道6へ入り、約2分直進。但馬銀行を目印に交差点を左折して直進し、県道267に入って道なりに進むと釣り場に到着。
阿瀬川
落ち着いた雰囲気を持つ私好みの里川という印象の渓流である。過去の釣行では20㌢を越す良型はでなかったが、魚影の濃さに驚いた。竿半分ほどのチョウチン仕掛けで竿抜けを中心に探ると頻繁にアタリがでた。
スノースポーツで有名な神鍋高原を流れる稲葉川の支流に当たるこの川は、メディアにあまり取り上げられないため穴場といえる。
アクセス
小佐川沿いを走る県道267から交通案内板を目印に県道268を豊岡方面へ北上。しばらく道なりに走り、T字路を神鍋高原方面へ左折。県道259を進んでポイントへ。北近畿豊岡道・日高神鍋高原ICからR428→県道259というルートでも可。
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