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【波止釣り】型・数ともに期待大!! 春のチヌ釣り場8選
フカセ釣り
紀北・紀ノ川河口〈和歌山県〉
紀ノ川に注ぐ土入川の河口回り一帯でチヌを狙えます。ただ、護岸沿いに入っている小さなテトラ帯は潮が満ちてくると水没することがあるため注意して下さい。
ここでは回遊してくるチヌを狙うことになるため、条件の見きわめが釣果に直結します。最もよいのは右前方から少しずつ流れが当ててくる上げ潮時です。そのタイミングに竿を出せれば好釣果が期待できます。それとは逆に、海へ向かって速い潮が流れるときは期待薄です。ポイントを休める方がよいでしょう。
投点は竿2本先です。そのあたりはウキ下1~1.5ヒロで釣るほど水深は浅いですが、二枚潮になることが多いので撒き餌を打つ位置に注意して下さい。
また、水深が浅いぶん掛けたチヌはよく走ります。川チヌ独特の引きを味わって下さい。
中紀・三尾川漁港〈和歌山県〉
湯浅湾にある小規模な漁港です。竿を出せる人数は限られていますが、条件が合えばおもしろい釣りができます。
ポイントは先端付近。テトラ側も釣りができますが、安全面を考えてエントリーは控えましょう。
投点は沖です。重めの仕掛けを遠投し、一気に沈めて底付近を狙うのがここでのセオリーです。反応がなければ仕掛けを這わせるのも有効です。
餌取りが多い釣り場だけに餌が残りだしたらチャンスです。撒き餌をピンポイントにまとめ打ちし、チヌのアタリに備えましょう。
餌取りが多くて沖アミで太刀打ちできないときは、刺し餌を変更しましょう。沖アミ以外にサナギや練り餌など、いくつかの種類を持参したいところです。
なお、波止付近は船の係留ロープがたくさんあるため、やり取りには注意が必要です。
志摩・和具漁港〈三重県〉
志摩半島沖にある和具大島を望む漁港です。駐車スペースからすぐフラットな堤防が始まり、目印の赤灯がある先端にかけて約300㍍続きます。外向きにはテトラが設置されていますが、先端部には入っていないため安全に釣りができます。足場の高さは5㍍ほどあるので6㍍の玉網の柄を持参するのが無難です。
釣り座は先端付近に構えます。そこから、海藻がびっしりと生えている敷石につくチヌに狙いを定め、敷石の沖側の砂地帯を釣ります。
普段は静かな漁港なので波気が少しある日の方がチヌの警戒心がやわらいで好釣果が期待できます。
潮の流れは緩いため初心者でも釣りやすいでしょう。
そして、一般的な釣り場と同じように潮の動く時間帯をメインに狙うのが有利ですが、夕まづめにもいい釣果が期待できます。
注意点は、掛けた魚を怒らせないこと。怒らせると海藻に潜ろうとするからです。できるだけやさしく、ゆっくりとしたやり取りを心がけましょう。
釣れるチヌの平均サイズは40㌢前後です。餌取りとして木ッ葉グレやフグ・ウミタナゴがいます。
志摩・浜島水産試験場沿いの堤防〈三重県〉
リアス式海岸が広がる英虞湾の出口付近に位置する釣り場。駐車スペースからすぐの小さな水門を抜けると左方向に150㍍ほど続く平らな堤防が現われます。釣り座は南東向きとなるため朝は太陽光がまぶしいため偏光グラスが必須です。堤防の高さは3㍍ほどです。
海底は、小さなシモリと海藻帯が混じる砂地です。水深2~3㍍の遠浅の地形ながら過去には60㌢オーバーの実績があります。ただ、大潮の干潮時には底が丸見えになるほどですから、どの潮回りにしても満潮前後が狙い目といえます。
おすすめの釣り座は中央付近から先端にかけて。このエリアでは20~30㍍ほど遠投するパターンでチヌのアタリが期待できます。
ここはフグが多いため、濁りが強い撒き餌を用意し、煙幕の中に刺し餌を隠して釣るのが有効です。刺し餌は沖アミだけでなく、餌取りに強い練り餌なども用意するといいでしょう。
取り込みの際は魚が海藻にからまないようにうまく誘導して下さい。
なお、先端を曲がるとさらに堤防が続きますが、実績があるのは先端までの南東向きです。
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