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【渓流釣り】アマゴ・解禁月の快楽様式〈和歌山県有田川支流・湯川川〉

警戒心が増した魚への対策

解禁後は日ごとに魚の警戒心が強くなり、反応が鈍くなってくる。そう感じれば狙うポイントや餌、タックルをかえる。

まずは餌を川虫にする。私は最も採取しやすいキンパク(ケラ類)やクロカワムシをよく使う。本流釣りや大型狙いによく使われるクロカワムシだが、有田川では当たり餌になることもあるので使ってほしい。

サイズは小型がベター。アマゴがスレだすと、小バリと小餌が有効だと感じている。同じポイントを流しても大きい餌には反応しないのに、餌を小さくすると食ってくることも多い。

渓流アマゴ有田川6

ポイントは仕掛けを入れにくいところになる。もちろん1級ポイントも狙うが、プレッシャーの高い状況では木の下など投入しづらい場所や、瀬の中のちょっとした脇のヨレ、小さな落ち込みなどを狙うのがよい。

渓流アマゴ有田川8

湯川川にはこのようなちょっとした変化もある。時期的に反応が鈍くなりだしたら、こうした釣りにくいところを攻めて高い満足感を得られる1匹を手にしたい。

ここは誰も攻めていないだろうと予想して流したところ、それが的中して食ってきたら「やっぱり残ってたか~」と思わずにんまりしてしまう。推理をしながら釣る!! これも渓流釣りの楽しさだと思う(仕掛けのトラブルがかなり多くなるのが難点だが…)。

暖かい日も見られるが、解禁当初はまだまだ寒いはずだ。体の冷えには気をつけて渓流釣りを満喫していただきたい。

インフォメーション

問い合わせは有田川漁協0737・52・4863)。釣況は漁協テレホンサービス(0737・52・7882)。

2018年の解禁は3月10日。入漁料は日券3240円、年券5400円(3月10日は特別解禁日であり、日券5400円のみとなる。年券の有効期限は6月30日)。

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