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《チヌ釣りQ&A・フカセ釣り》アタリをうまくとる方法は?
Q:アタリをうまくとる方法は?
乗っ込み初期は低水温の影響で食いがわるいと考え、0号のウキを主体とした軽い仕掛けで水深3ヒロの釣り場を狙っています。ただ、ときおりウキを消し込むアタリが見られるものの、たいていはアタリがわからないまま餌がなくなっています。低水温期にアタリを得てチヌを釣るにはどうしたらいいでしょうか?
A:仕掛けを張ることをまずは意識
まずアタリを確実にとるための条件として確認してほしいのが、①仕掛けをしっかりと張れている、②ウキ止めをつけている、③魚と刺し餌のタナがしっかりと合っている、ということです。これらの条件を満たしていると確信できる状態でアタリがでないようなら魚の食いが非常にわるい状況と思われます。
そのようなとき、よりアタリを明確にするために、軽い仕掛けにこだわらず少し重めのオモリが乗るウキを使用することをおすすめします。ガン玉とウキ止めを使用して仕掛けを張ることで、刺し餌がどのあたりのタナにあるのかが把握しやすくなり、より細かくタナを探るうえで有利となります。
3ヒロほどの釣り場でしたら、私の場合はG2~2Bの負荷のウキを使用します。ウキ止めとシモリ玉を使用し、直結部とハリスにG5~2Bのガン玉を打ってウキが水面シブシブの状態になるように調整します。これで①と②の条件はクリアできるはずです。
あとは刺し餌を魚のタナに合わせていきます。ウキに反応がないまま餌がなくなるようでしたら20㌢刻みでウキ止めの位置を下げてウキ下を浅くしていきます。
そうして徐々に浅くしていく中でアタリが明確にでるタナがあるはずです。それでもアタリがわからない、もしくはアタッても食い込まないようであれば刺し餌を安定させるためにガン玉をハリに近づける、違和感をなくして食い込みをよくするためにハリの号数を落とす、軽いハリにかえるといった調整を加えて下さい。
また、食い込みがわるいと感じたら刺し餌を小さなものにかえることを考えるでしょう。もちろんそれも有効な手のひとつですが、反対に沖アミを2匹掛けにしてアピール力を上げてチヌの食い気をあおるといったことも試して下さい。それと、食いが渋いときのチヌは刺し餌を甘噛みするだけで放すこともあります。食い込むのを待たず、ウキが少し入ったときに早合わせをするということも試してみましょう。
釣果が上がらないときは仕掛け、タナ、合わせ方など、同じことを繰り返さずにいろいろと試すことが大切です。
(解説:小堀敬太)
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