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せんなん~わかやまライブショット vol.6【徳島・小松島 開拓編】
止めて待つのがヒットパターン!?
防寒具にて完全武装をして餌箱をセット。電気円すいウキをつけたいつもの仕掛けをセットした竿と、魚生かしバッカンを手にして本命ポイントと思えるゴロタ場に向かいます。
根掛かりを避けたいので小砂利からゴロタにかわるあたりを釣り座にし、藻場やシモリの有無や底の粗さなどを探っていきます。
まずは1ヒロちょいのウキ下で30㍍ほど投入。じっくりと寄せながらコースを少しずつかえていくと、ウキがジワ〜ッと入りました。初アタリ? と、竿先で聞くとゴツッときたので、そのまま竿を立てて合わせます。「小型のガシラっぽいけど…」と、雑に扱っていると手前のホンダワラに仕掛けが絡みました。それをはずそうと強引に引っ張ると、海藻とともに魚も外れてしまいました…。何やっとるねんな!!
ウキ下を1ヒロにし、浅場を中心に仕掛けを引いて泳がせたり、仕掛けを止めてゴロタ石の隙間に落としたりとアオイソメの動きに変化をつけますが、潮が引きだしたタイミングがわるいのか反応がありません。ガシラならポンポンと食ってもいいロケーションなのになぜ?
アタリがないと「隣の芝生症候群」(今狙っているポイントよりも他がパラダイスに見えてくる)が発症します。その症状としては「〝歩くのイヤ!!〟な自分を無理やり歩かせる」というものがあります。治療法としては「笑顔になれる釣果を与えること」しかありません!? そんなわけで、反対側の岩場へ大移動です。
到着後、適当に放り込んだ仕掛けにすぐ反応がでました。ショボと入るものの合わせようと構えるとウキが浮いてくる、というパターンです。メバルやガシラはこんなアタリをだすことはありません。餌取りみたいな小魚が遊んでるだけでしょう。そうと思っていると、ズブズブ…と再びウキが沈んでいきます。ウソ~ッ?
釣れたのは食べごろサイズのメバルちゃんです。
それならと同じところを流していくと、ショボショボ…、プカ〜という反応がでます。すかさず糸を張ると、背丈の短い海藻があるのかズルッという感触が伝わりました。そこで少し待っているとコツンッ!! よっしゃ、このパターンか!! で合わせると、今度はガシラです。
その後、17㌢ほどの小型の魚が多いものの、アタリが多くなってきました。そして、今日イチ(といっても20㌢を超えたぐらいですが…)のメバルとガシラが釣れたところで岩場から釣り人がおりてこられました。この先の岩場でメバリングをされていたそうで、黒くておいしそうなメバルをよく釣られています。
話をうかがうと、最近は潮の動くところではヒットせず、岩の隙間のスリットへ仕掛けをゆっくりと落とし込むとコツンッと小さいアタリがでるパターンが多いそうです。また、私が最初に入った浜左側のゴロタ場はメバルの魚影が濃いポイントだったけれど、昨年の台風の際に底が荒れて浅くなってからイマイチになったとのことです。そういうことだったのね。
それを聞いて砂浜へ移動。今度はウキ下3ヒロにして少し遠投します。底が砂地だからか、それとも深いのか根掛かりはありません。教えてもらった通りに餌を動かさず、そっと置いておくとズブズブ…とウキが入り、間もなく竿先が引き込まれて向こう合わせでヒット。上がってきたのはプリプリのメバルちゃんでした。
これから海藻が生えると、深場に移動しているメバルがどんどん岸に寄ってくるはずです。そして、5〜6月になれば浜一帯で餌を求めて泳ぎ回る大メバルが釣れることでしょう。今回の新ポイント開拓で大型は出ませんでしたが、いいポイント見つけられて気分は上々です。
タックルデータ
道糸 | バリバス・アバニ シーバスPE マックスパワー トレーサー0.6号 | |
---|---|---|
リーダー | バリバス・バーマックス磯ストロング2.5号 | |
ハリス | バリバス・ハードトップ TiNICKS1.2号 | |
ハリ | バリバス・サクラマス・サツキマス2号 |
【葛城修平プロフィール】
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