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【寒グレ】釣果アップに不可欠の〝なじみ〟を考察 Part.1

抵抗なく潮に乗る
刺し餌の動きを追求!!
グレのフカセ釣りでは撒き餌と刺し餌の同調が不可欠。ただし、刺し餌には同調を妨げるライン、ウキ、ハリなどの抵抗を受けるものがついている。それらにかかる抵抗を排除し、自然に流れる撒き餌のように刺し餌を潮になじませることができれば…!!
(文:嶋津栄規)
良型のグレがロッドを絞り込んでくれる確率が高まる寒グレシーズンだが、釣果を得るには繊細な釣りが要求される場面も多い。とりわけ低水温時はその傾向が顕著になり、状況に見合ったスキルが必要となる。その中で私が重要視しているのが「なじみ」である。これがきちんとできるか否かで釣果が左右されるといっても過言ではない。
「なじみ」とはこの釣りをされるほとんどの方が口にする言葉であるが、そのとらえ方は十人十色である。そこで、まずは「なじみ」とは何か? またその必要性について考えてみよう。
「なじみ」とは…
私は「なじみ=同化」と考えている。その意味をお伝えするために例を1つあげたい。
まず、たくさんの氷とアイスコーヒーが入ったグラスを想像してほしい。その中を掻き混ぜてコーヒーと氷がぐるぐると回ったところにミルクを注ぐ。すると、ミルクは氷と氷の間を縫うように抵抗なく沈下する。コーヒーを潮、ミルクを仕掛けに置きかえて考えると、目視では確認しにくい海中の複雑な潮の流れに仕掛けが同化するイメージがわくだろう。
ミルクがそうであったように、本来であれば餌も海中の流れに逆らうことなくなじむはずである。しかし、撒き餌と違って刺し餌にはハリ、ハリス、ウキ、道糸といった抵抗を受けるものがついているため海中では不自然な動きとなってしまう。それが「グレが食うタナで撒き餌と刺し餌を同調させる」というフカセ釣りでは不可欠といえる作業を妨げる要因となることから、刺し餌を自然な状態で漂わせる「なじみ」が必要となるわけである。
そのなじみを妨げる要因としてよく見られるのが二枚潮と強い潜り潮である。特に、季節風が強くなる厳寒期は、釣行ごとに起こるといっても過言ではない二枚潮の対策が欠かせない。そこで、ここでは表層の流れが速く、宙層以下の流れは緩やかといった最もありがちな状況を例に理想のなじみについて考えてみたい。
風の影響による二枚潮のパターン
風の影響を受けて表層の潮が滑る状況下では、潮や風の抵抗を受けやすいウキが刺し餌よりも先行しがちになる。しかし、それをフォローしようと道糸を張り過ぎると仕掛けが浮き、グレが捕食するタナに刺し餌が届かない「仕掛けがなじんでいない」状態になる。こうなると刺し餌を取られるどころかアタリすらでない。
このように道糸の操作でうまくなじませられない場合は、ウキから刺し餌の間に自然と張りが生まれる仕掛けの設定が必要である。私の場合、ハリスに小さめのガン玉を打ちわけるとともに、風を受けることのないようにウキを海面下に漂わせるために浮力調整のガン玉を打つ。
ここでの要点は、宙層以下にある仕掛けに抵抗を持たせることである。それでほとんどの状況において仕掛けをなじませられるが、ダメな場合はより抵抗の大きな水中ウキの使用を考慮する。
強い潜り潮のパターン
続いて潜り潮が強い状況について説明しよう。
潮の合流点や流れが当たるシモリ際などでは海底方向への流れが発生する。このような流れが見られるところの多くは、特に難しい操作をしなくても仕掛けが自然と潮をとらえてなじむ。それゆえに絶好のポイントとされるわけだが、潜り潮の強さには注意が必要だ。
潮流の走り方と、海面の波長の違いから潜り潮をとらえて二枚潮を攻略したい。
0や00といった浮力のウキは、強い潜り潮が発生するケースにおいて適しているとはいえない。浮力がないぶん、仕掛けがなじむ前にウキ自体が沈下することが多いからだ。また、たとえ仕掛けがなじんだとしても刺し餌、ハリ、ハリスの重量が加わるとまるで魚が食ったかのように海中へ入り、アタリと勘違いするという不具合も起こる。グレに食い気がある好ポイントで、刺し餌がタナを一気に通過する釣りをするのは本末転倒といえる。
この場合、二枚潮とは逆になじみ過ぎるのを抑えることを考慮する。私はB以上の比較的浮力のあるウキを多用する。ガン玉はいっさい使用せず、刺し餌、ハリ、ハリスの重量でバランスを取ることが多い。
このときの浮力は、ポイントに到達した時点で仕掛けが立ち、ウキが海面下ギリギリとなる設定とする。浮こうとするウキと、沈もうとするハリスや刺し餌が綱引きをするように引っ張り合う状態が理想的だ。
アタリがない場合はハリの号数や軸の太さをかえるといった微調整を行ない、ジワジワと仕掛けを送り込むような攻め方も試したい。
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