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南紀の河口磯で良型グレ!! 正解はスリットの穴釣り|せんなん〜わかやまライブショット第2章Vol.36
家族が集う年末年始の食材確保の場所として選んだのは南紀の河口にある磯場です。想定外のマイナス要素もありましたが、いつもの仕掛けで投入した虫餌をシモリの間の狭いスポットに落とすパターンで丸々と肥えたグレが連発しましたよ!!
(カメラ/文 葛城修平)
河口の磯は夜になると良型グレ連発の期待大!!
年末年始に家族が集います。「食材を取ってこい!!」とのお達しが出たので南紀の河口にある磯へ行ってきました。目当てはもちろんグレです。そろそろ丸っこくなっておいしくなっているはずです。
駐車スペースから5分ほどでポイントに到着すると、海はベタナギ。海鳥(カモではないと思う)がのんびりと休むほど穏やかです。
しばらく眺めていると、ウミウが浮上してきました。獲物はないみたいなので、餌取りはいないようです。
さて、狙うポイントは点在する磯の沖側です(沖とはいっても遠くは砂地なのでグレの魚影は薄くなります)。グレが掛かればシモリの間を強引に通して寄せる必要があるので図のような頑丈1点張りの仕掛けで挑みます。
思わぬマイナス要素でポイント捜しが困難に
電気ウキの明かりが映えるころに実釣スタート。すぐにアタリがでましたが、上がってきたのはショウサイフグです。その次、さらに次も餌が取られたり、ハリが取られたり…。このままでは持参した餌がすぐになくなってしまいます。
フグのいないポイントを捜していると、手こぎボートが目前を横切ったかと思えば2人の釣り人が沖にある磯へ上がってイカ狙いを始められました。ポイントを横切るときにライトを照らしておられたので狙いたいところは全滅です。これでポイント捜しがさらに困難になりました。
思い切り遠投して3ヒロのタナを流していると、フグではない魚が掛かりました。ウキを左右に走らせながら寄ってきたのは良型のハタンポです。
やがて潮が下げに入るタイミングとなりました。下げ潮がききだすとかなりの速さで流れます。手こぎだと沖へ流されるほどの速さなのでボートの方を心配していると、ちょうど雨が降りだしたこともあってまたライトを照らしながら目前を横切って帰られました。やれやれ…。
スリットの〝穴〟狙いでよく肥えた良型グレ登場!!
さて、いつもヒットするポイントをいくら攻めても反応がないうえ、ライト攻撃を受けたのでは打つ手が…。あっ、そうそう、それならシモリの谷間のスリットにねじ込んでしまえ…と仕掛けを段シズに変更します。これで狭いポイントに仕掛けを落とし込むことができます。
すぐ目の前にある横長のスリットに仕掛けを誘導してなじませると、ウキがツツツツ~と入っていきました。これはっ!! と思って竿を突き上げるとドンッ!! そのままスリットに沿って寄せ、最後は強引に浮かせてズリ上げたのは36㌢のグレ。
こうなったらスリットの穴攻めです。右の方の穴に入れたらドンッ‼︎ さらにスリットへ向けて沖からゆっくりと寄せている途中でウキがモゾモゾとしたので合わせるとドンッ‼︎ いずれもまん丸のグレでした。
今日のパターンはスリットの穴釣りでしたね。同様のポイントは無数にありますが、残念ながら雨の激しさが増してきました。持病で必要な酸素の機械が濡れるとヤバいので、今回はこのへんで引き上げることにしましょう。
【葛城修平プロフィール】
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