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カレイ&大ダイが絶好調!! 東二見人工島の投げ釣りは要注目


例年、カレイがよく釣れる兵庫県明石市の東二見人工島ですが、今シーズンも絶好調で推移しています。しかも、大型マダイもよく出ているというから見逃せません。そんな東二見人工島の近況を、同じく好調な淡路島の状況とともにレポートいたします
(カメラ/文 松尾幸浩)
暖かい日が続くと、産卵後で一服状態だったカレイが水温の上昇にともなって再び活発に動きだし、餌を求めて深場から浅場へと接岸します。その行動はサクラが開花するころにピークを迎えるため、釣り人の間では「花見ガレイ」と呼ばれています。
この時期の魅力は、何といってもカレイのコンディションがいいこと。秋と違って卵を持たない魚体は身が多く、刺し身でいただくにも最高です。
気温の上昇が早いぶんサクラの開花も早まった今シーズンは、カレイの乗っ込みも3月中旬から始まりました。私のホームグランドである淡路島と東播エリアでも早くから釣れだして好調な滑り出しを見せています。
淡路島・仮屋周辺は今期もカレイが好調!!
昨春にキャッチした50㌢級の大判イシガレイ。今春もこのクラスを狙おうと思っていましたが…。 淡路島では、東浦にある仮屋漁港周辺で高い実績があります。昨春に50㌢の大判イシガレイをゲットした南側の大波止を今春も狙おうと思っていましたが、残念ながら立入禁止になってしまいました。そこで森漁港から出る渡船(森渡船:0799-74-3232)を利用して沖にある一文字波止に上がってできるだけ南側で狙うことにしました。
その結果、カレイ仕掛けに何と72㌢もあるザブトンヒラメがヒット!! これにはビックリ仰天でした。カレイに関しては釣友たちと30~40㌢を多数ゲット。さらにはアイナメの40㌢オーバーまでキャッチ。カレイ以外にもいろいろな魚が釣れて楽しめました。
72㌢もあるヒラメがヒットしました。 今後は北側にある森漁港の一文字波止で40㌢オーバーの大判マコガレイがよく釣れるようになります。沖にあるノリ棚が撤去されたときにピークを迎えるだけに、そのタイミングが今年はいつになるか楽しみです。
東二見人工島では40㌢級のカレイが続出&大型マダイも!!
東播エリアでは東二見人工島と播磨新島に例年注目が集まります。いずれも大きな埋立地とあって釣り場も広大ということで、地元の釣り人はもちろん、京阪神方面のキャスターに絶大な人気があります。休日には投げ釣りのパラダイスといえるほど多くの人が竿を出しています。
今シーズンは東側にある東二見人工島が特に好調です。中でも早くから釣れしたうえに型が特によいのが東面から東に向かってのびる白灯波止です。こちらでは40㌢オーバーが多く、私が知る限りでは最大で45㌢がヒットしています。私も3月24日に釣行して40㌢と41㌢をゲットしました。
ただ、白灯波止は釣り荒れがしだいに目立ち始めました。そう感じたころに好調となったのが沖向きの南面です。こちらでも40㌢級を頭にカレイが連日釣れ盛り、私も4月6日に41㌢、32㌢、30㌢をゲットしました。
東二見人工島・南面の釣り場です。 そして見逃せないのが、今シーズンは大型マダイが回遊しており、60㌢オーバーも連発しているということです。4月4日には釣友のH君が70㌢をゲット。4月8日には知人から77㌢が上がったと連絡がありました。私は釣友たちと大型マダイを狙って鹿児島まで遠征していますが、それが近郊で釣れるならと虎視眈々と日々狙っています。
70㌢オーバーが上がるなど、今シーズンの東二見人工島は大マダイが釣れる期待感が十分です!! マダイ主体にカレイも視野に入れた東二見人工島実釣レポート
4月7日、釣友を誘って釣行しました。
人工島の南面に到着したのは早朝5時。薄明るくなったタイミングで護岸に上がりタックルをセットします。
今回はマダイ狙いが主体とあり、8号2.5㍍と長く取ったハリスに丸セイゴ18号の1本バリの仕掛けで挑みます(ハリのチモトには夜光玉を2つ入れています)。
マムシをハリのチモトあたりまでたくし上げてからフトコロにアオイソメを5匹房掛けにしたアオ・マムシでキャスト開始します。
今日は若潮で満潮が8時ごろです。そのため朝まづめがチャンスだと考えていましたが、アタリがまったくありません。気がつくと、キャスターが続々と集まり、竿がずらりと並ぶ壮観な風景になっています。
ここは沖の埋立地とあって潮通しがよく、引き潮時には東へと速く流れることからオマツリが心配です。そう思っていたところ、ラッキーなことに西側に並んでいたブイを漁船が回収し始めました。これでタコツボのロープがなくなったことから急いで西側へ移動します。
釣り座を移動したのが功を奏しました。なお、堤防の前には大きなテトラが設置されています。カレイがヒットすると、テトラへおりなくてはなりません。足を踏み外して落ちると大怪我をするのでできるだけペアで行動して下さい。 これが大正解。赤竿(トーナメントサーフT)をひと通り並べ終えると、最初に仕掛けを入れた竿にコンコン、グィ〜ッというアタリが早くもでました。本命のマダイではないですが、独特の締め込みで上がってきたのは36㌢のプリプリのマコガレイです。これで回りの釣り人もヤル気が出てきたようです。
しばらくすると、東側の方が25㌢ほどのマコガレイを抜き上げました。潮がゆっくりと東へ流れ始めたタイミングとあってチャンス到来を確信。すると、すぐにアタリがでて35㌢、37㌢とカレイが連発。普段ならウハウハ状態になるのですが、今日は狙いが大マダイとあって複雑な心境です。
釣友たちがサッパリの様子を見ると、私のロング仕掛けが有効なのだと思います。もっとも、カレイを釣るには1日に2~3回ある潮流の変化によって訪れる「時合」をキャッチすることと、そのチャンスタイムに集中して釣ることが大事です。また、食いの渋い状況ではマダイやカレイを寄せる「サソイ」も重要です。ここは砂泥底とあって根掛かりがほとんどないうえ、マダイやカレイ以外ではヒトデがたまに掛かるぐらいですし、餌取りも少ないのでサソイが効果的です。
10時過ぎ、QDドラグをジィーッと引き出す強烈なアタリがでました。しかし、ゴンゴンと頭を振って抵抗するマダイのファイトではなく、底へと向かう重々しい引きが伝わってきます。やがて姿を見せたのは本日の最長寸となる38㌢のよく肥えたマコガレイです。
当日最大の38㌢のマコガレイです。 釣友たちにも何とかカレイを釣ってもらいたいと午後からも粘っていると、釣友が様子をうかがいにきたタイミングでQDドラグがジィーッと悲鳴を上げました。「このスピードなら本命か?」と、しばらく待ってからバシッと大きく合わせます。しかし、何の抵抗もありません。見事に空振りです…。
「あの引きはマダイ?」と悔やんでいると、次の竿にアタリがでて27㌢のマコガレイが海面を滑るように上がってきました。これでカレイは5匹めです。見学にきた裏の工場の方が「こんなにカレイを釣っている人は見たことない」と、ビックリされたことに少し鼻が高くなります。
本命とした大型のマダイは釣れませんでしたが、これだけカレイが釣れれば満足です。 最後の最後に釣友に33㌢のプリプリのマコガレイがヒット。「やっぱり、ここは最高やな〜」と、喜んでいたのが印象的でした。
期待の大マダイは不発でしたが、東二見人工島の魚影の濃さを含むポテンシャルの高さを改めて認識することができました。
釣行メモ
アクセス 第二神明道路・明石西ICをおりて左折。そのまま南下すると東二見人工島。 関連記事
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