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泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です|せんなん〜わかやまライブショット第2章Vol.34

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です

コロナウイルスの感染状況が依然として落ち着かないとあり、肺に疾患を持つ身としては釣行回数が減るのは仕方がないことだと思っています。そんな中、今回は2カ月ぶりの釣行の様子をお送りします。場所は釣りやすさ抜群の泉南マーブルビーチ。ターゲットは中アジとアコウです。さあ、久しぶりの美味を楽しめるでしょうか!?

(カメラ/文 葛城修平)

コロナ自粛明けの7月上旬に釣行したっきり2カ月ぶりの釣行となりました。コロナウイルスが蔓延するまではほぼ毎週海に行っていただけに、このペースだとすっかりと釣りを忘れた気がしてなりません。今回はリハビリ釣行という感じですね。

釣りやすさ抜群のマーブルビーチでアジ&アコウ狙い

車から釣り座までのアクセスが容易であるうえ、おいしい魚が釣れる場所として目をつけたのは、りんくうマーブルビーチです。夕暮れどきに浜に立ち、秋の気配がちょっとする中で海風に当たるのはとても気持ちがいいものです。

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
夕暮れのりんくうの海です。

今日は浜ではなく突堤の先端に釣り座を取ります。足もと周辺でヌルガシラ(アコウ)なんかが、沖狙いで中アジとかが釣れるといいんだけどね。

竿は磯竿1.2号。PEラインの先にセットした4㍍ほどのリーダーに、アコウを期待して1.5号のハリスを結んだいつもの仕掛けを作ります。

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です

夕日がちょうど水平線に隠れるころにセットが完了。このころには回りにいたカップルも消えていきますが、かわって花火をするグループが増えてきました。花火は釣果に大きく影響しますが、避けられません。

遠投で狙いのアジがヒット!!

さあ、リハビリ釣行の開始です。元気のいいアオイソメをハリに1匹つけて軽く遠投してみます。

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
生きのいいアオイソメを切らずに1匹使います。

潮は和歌山方向へゆっくりと流れていますが、突堤の出っ張りが反流を作ってるようで仕掛けは素直に流れません。それで「どこで食うかな?」と、道糸を張ったり緩めたりしてアタリがでるポイントを捜していきます。

反流点の沖を走る潮の中を1ヒロのウキ下で流していると、ツツッ、ピュン!! とウキが消えました。「速い、速い!! これはアジっぽいな」と喜んだのも束の間、ハリはずれで手応えがなくなりました。

今度は反流点にある潮の動かない個所で仕掛けを止めてみます。すると、ピュン!! ときました。間もなく上がってきたのは小サバです。せめて30㌢くらいあればいいお土産になるんだけどね。

続いて、ウキ下を餌が底を引きずるぐらいの2ヒロ半に合わせて再び沖の流れに遠投してみます。すると、仕掛けがなじむとすぐにウキが消えました。このアタリでは合わさずに竿に重みが乗るまで待ちます。そして、向こう合わせでハリ掛かりしたところでやり取りを開始。相手の頭をこちらに向かせてから自由に走らせない速度でリールを巻いて寄せてきます。

「最後の抜き上げで落とさないように!!」と慎重を期して抜き上げてから足もとに置いているバッカンの中に落とす要領でキャッチしたのは食べごろサイズのアジです。これはうれしい♪

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
期待したおいしそうなアジです。

アジが釣れる場所の答え合わせも楽しいです

「こんなアジが4~5匹釣れたら今日の釣行は終わりにしよう」と決めてアタリの多い場所を捜していきます。釣れた場所がベストであるか確かめないとね。それに、パラダイスゾーンが他にあるかもしれないし。

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です

右手の潮かみ、遠投から近くまで、正面の浅いタナから底まで…、という具合に探っているときに食ってきたのは小メバルちゃん。暑い中でもちゃんといるんですね。秋から冬が楽しみです。

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
小型ながらもメバルは暑くても健在です。

ついでにヌルガシラ捜索をした足もとにはフグくらいしかいない様子。結局、沖の流れの中でしかアジは食わないとの結論に達しました。

時計を見ると20時前です。釣りを始めたころ、仕事帰りの釣行ではだいたい21時には終わってたっけ。夜通し釣りをするのがいつから平気になったんでしょうかね?

さて、浜の浅場はヒガンフグの巣窟です。ヨレの中で重量感のある魚を1度掛けましたが、ハリはずれ。何だったんだろう?

その後は小サバに翻弄される状況が続きますが、沖の流れに仕掛けを入れることができればシブシブ…、ビュンッというアタリでアジが食ってきます。

そして20時半、希望通りにアジが釣れたことから早めの納竿としました。さあ、帰って風呂入って飯食って寝よう。

泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
食べるだけ釣れたら満足です。
泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
刺し身でおいしくいただきました♪
泉南のゴロタ場は食べごろのアジが狙い目です
アジといえばフライも。これも最高です!!

コロナが猛威を振わなければ秋に向けてボチボチ復活していきますね。

道糸 バリバス・アバニ エギング マックスパワーPE X8 0.6号
ハリス バリバス・ハードトップTiNICKS1.5号
ハリ バリバス・サクラマス・サツキマス2号

【葛城修平プロフィール】

日中の賢い魚はなかなか釣れないので、簡単に釣れる夜釣りをメインにメバルを中心とした季節ごとの食べておいしい五目の釣りを楽しんでいる。調理した釣果をアテにして飲むビールがたまらなく大好き。

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