初心者は要注目!! 手軽なキス釣りで釣果アップを実現する手段を紹介

【キスの引き釣り釣果アップの手段①】引き釣りには固定式天秤が最善

オモリにはいろいろなタイプがありますが、引き釣り主体のキス釣りなら最もシンプルな固定式の天秤が一番です。

その理由は、仕掛けを引いているときのアタリがわかりやすいですし、飛行中のカラミも少ないからです。また、仕掛けに可動範囲がある半遊動や遊動タイプの天秤よりも向こう合わせでハリ掛かりしやすいぶん、バラシが少なくなるというメリットがあります。

【キスの引き釣り釣果アップの手段②】朝か夕方には竿を出しましょう!!

釣り場によって時合の傾向はいろいろとありますが、日中のキス釣りでは朝方と夕方にチャンスタイムが訪れると思っておいてよいでしょう。昼間によく釣れることがあるのもこの釣りのいいところですが、そうした日の朝夕はもっとおもしろい釣りとなることが多いものです。

暑い日に朝から夕方までがんばることをおすすめするものではなく、釣行スケジュールを組むときは早朝か夕方のいずれかの好時合を釣れるように考えるべきだということです。それだけで釣果アップにつながるはずです。

【キスの引き釣り釣果アップの手段③】カラミが多ければ先バリを重くするのが有効

本格的な引き釣りでキスの数を狙う場合は５本以上、ときには10本以上のハリを用いた多バリ仕掛けで狙うのが一般的です。しかし、不慣れな人がそのマネをしてもカラミなどのトラブルが多発し、時間を浪費するだけで終わるという不具合が多くなります。本格的な道具の扱いに慣れていない方は２〜３本バリの市販仕掛けを利用するのが正解だといえます。結果的にその方が釣りがスムースになり、釣果が向上するものです。

また、２〜３本バリ仕掛けでもカラミが多発する場合は、仕掛けの先バリ付近にカミツブシオモリをつけるのが有効です。先バリ付近にウエートを少し乗せることで仕掛けが海底で安定するぶんカラミを抑えることができます。

オモリをつけるとキスの食いがわるくなるのでは？　と思われるかもしれませんが、それはほとんどありません。ただし、最初から大きい（重い）カミツブシオモリをつけるのはよくありません。仕掛けのバランスがおかしくなるためです。カラミが少なくなる範囲の重さのオモリをつけて下さい。