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フィールドガイド 田辺・元島周辺
田辺にある元島の周辺は、コロダイやタマミといった大物や良型のキスが狙える広大な地磯と、チヌ・グレ・アオリイカ・アジなどが狙える足場のよい護岸を有する初心者から本格派まで楽しめる好釣り場です。
主な対象魚 | アイゴ・アオリイカ・アジ・イシダイ・イワシ・ガシラ・カワハギ・キス・キューセン・グレ・コロダイ・タチウオ・タマミ・ハマチ〜ブリ・マダイ、他 |
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田辺・元島の釣り場の概要
元島周辺の磯場や砂浜と、元島と陸を繋ぐ護岸が釣り場となります。
元島周辺はチヌ・グレ・アイゴをはじめ、コロダイ・マダイ・キス・サンバソウ・アオリイカなどいろいろな魚種が狙えるエリアです。その割に訪れる釣り人が少ないのは、潮位が増すと磯のほとんどが水没するからです。また、車を止めてから磯伝いに20〜30分も歩かなければならないのもネックとなっています(元島の地磯へ釣行するときはライフジャケット、スパイクシューズを必ず着用すること。また、複数で行動すること)。
そのためファミリーを中心とした波止釣り派は元島と陸を結ぶ護岸堤が主な釣り場となります。こちらは足場がよいことから地元の方を中心に人気が高く、紀州釣り、カゴ釣り、フカセ釣り、ヤエンやウキ釣りでのアオリイカ狙いなどで賑わっています。
田辺・元島周辺の四季の釣りもの
波止釣りのパターン
メインターゲットはチヌです。春先はフカセ釣りやカゴ釣り、水温が高くなると紀州釣りなどで好釣果が上がります。乗っ込み期には40〜50㌢の大型が上がりますし、夏場には30㌢前後を主体した数釣りが楽しめます。
そして、秋には同様の釣り方でアイゴ・イサギ・ハマチ・マダイなどが混じる他、まれに良型のサンバソウもきます。初冬〜春にはグレも狙えます。
春や秋には護岸の外向き一帯で生きアジを餌にアオリイカを狙う人が多く見られます。春は2〜3㌔の大型が上がるとあって特に人気があります。
そして、夏〜秋にかけては護岸の内向きと外向きでアジ・イワシ・サバなどのファミリーフィッシングに適したターゲットの回遊が見られます。
以上の他、潮が下げたときに露出する護岸回りの岩場からはフカセ釣りでチヌやグレが狙えます。ただし、干底の前後の2時間ぐらいしか釣りにならなず、潮が上がると戻れなくなる個所もあるため注意が必要です。また、波の高い日は危険であるため竿出しは控えましょう。
投げ釣りのパターン
キスは3月中旬から釣れ始めます。ただし、初期は岩礁が多いエリアにポイントが限られます。
初夏以降の盛期には護岸で沖向きに遠投するとキスが釣れます。数は少ないものの釣れれば24〜26㌢と良型が期待できます。夜に置き竿で狙うのがセオリーですが、日中に引き釣りで探るのもおもしろいでしょう。
かなり歩く必要があるうえに干潮時しか釣りにならないぶん訪れる人が少ない小元島の北向きを探ると良型のキスが釣れます。夜間は置き竿、日中は引き釣りと置き竿が有効です。
よりよい釣果を上げるコツは遠近を広く探ること。意外と近くでアタることがあるのでシモリ際まできっちりと探りましょう。
夜間にはマダイやチヌがくることもあるため仕掛けは太めにしておくこと。また、ゴンズイやアナゴも多いため注意が必要です。
そして、この付近はコロダイとタマミの魚影が濃いことでも知られています。干潮時に現われる磯の先端から深みを狙って仕掛けを遠投するとアタリが期待できます。ただし、根掛かりが多いだけに仕掛けむやみに動かさないこと。それがスムースに釣るコツとなります。
なお、夜の磯魚狙いでは必ず複数人で行動すること。また、潮時を調べておき、潮位差によって退路を断たれないように気をつけて下さい。
以上の釣りものの他、日中にはキューセンやカワハギなどが狙えます。これらを専門に狙うのもおもしろいでしょう。
インフォメーション
駐車場 | 無料スペースあり |
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トイレ | あり |
最寄りの釣り具店 | 釣太郎・みなべ店(0739-72-2110) BAYマルチョウ(0739-26-6300) フィッシング&レジャー ナニワ(0739-26-0728) |
アクセス | 阪和道・南紀田辺ICをおりて直進。上の山交差点を右折してR42を進み、市民球場前交差点を左折。道なりに進むと天神崎の駐車場がある。 |
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