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投げ釣りは夜がアツい!! 要注目のキビレ&コロダイ釣り場を紹介

北港ヨットハーバーと南塩屋漁港1

夏の投げ釣りは夜に竿を出すのがおすすめです。避暑はもちろんのこと、好反応を楽しめる確率が高いからです。たとえば、キビレやコロダイ狙いならこんな釣り場が有望です

(文:湯浅研史)

【安全・手軽なキビレのパターン】北港ヨットハーバー護岸〈大阪府〉

暑さによって人間も魚も活性が下がる時期ですが、新淀川周辺では魚のアタリと引きを手軽に味わうことができます。足場がよいことから夕涼みがてらにファミリーで出かけるのにもよい釣り場です。

メインターゲットであるキビレの他、まれにチヌやスズキが釣れます。群れの回遊に当たるとドラグがひっきりなしに鳴ることもあるなど、数釣りが期待できます。

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キビレのアプローチパターン

メインターゲットのキビレは遠、中、近のどこでも釣れることから遠投にこだわる必要はありません。いろいろと投げわけて探り、アタリのある距離を集中して攻めるのが釣果をのばすコツといえます。ただし、どの投点においても潮流によって道糸が流されることで起こるオマツリには注意が必要です。

アタリは満潮から下げ潮にかけて集中することが多いです。この時間帯をはずさずに釣りましょう。

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つき場を見つければ数釣りも可能です。

キビレ狙いのタックルと餌について

根掛かりがほとんどないことから道糸はナイロン3号で構いません。それを含めたタックルのセッティングは図の通りです。

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餌はひと晩釣るなら竿4本でチロリを2,000円分、ユムシを5匹程度持参すれば十分でしょう。

北港ヨットハーバー護岸での釣りの注意点

ヨットハーバー内や防波堤は釣り禁止です。絶対に立ち入らないで下さい。また、護岸には散歩をする人や家族連れも多いので、仕掛けの投入時は周囲の安全を十分に確認すること。

そして、足場のよいお気軽釣り場とはいえ、取り込みの際は手すりを越えてテトラに乗らないといけません(テトラが低くなっている下流方面はいくぶん取り込みやすいです)。そのためライフジャケットなどの安全装備は必携です。

なお、周辺の道路は駐車禁止です。車での釣行の際はヨットハーバーにあるコインパーキングを必ず利用しましょう。

【中型が高確率に狙えるコロダイのパターン】南塩屋漁港〈和歌山県〉

中〜南紀のコロダイ狙いは、超大型を望まなければ高確率でヒットします。中紀の南塩屋漁港の波止もそのような釣りができるところです。

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ここでは御坊の発電所との水路に入ってきた魚を狙う形となります。したがって、魚が平穏を求めて港内へと移動する状況、すなわち波気があるなど外海が荒れているときの方が釣果が見込めます。

1番の釣り座は南波止の先端回りです(テトラがないため4人ぐらいなら竿出し可能)。ここでは沖向き左斜め45度にある根の回り以外はオモリが取られることがほとんどないため比較的釣りやすいといえます。ただし、夜明け前後には漁船が波止の際を通るので、タックルを飛ばされないように注意が必要です。

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足場はとても良好です。
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4人ほどが竿を出せます。

コロダイ以外にはヘダイやキビレ、夜明け後にマゴチがくることもあります。

なお、先端部までは5分ほど歩く必要があるためキャリーカートを持参することをおすすめします。

コロダイ狙いのタックルと餌

餌はひと晩釣るならユムシ20匹と極太マムシ4,000円分に加え、生のエビ(トビアラ、ジャコエビ)を用意しましょう。

タックルは以下の通りです。竿は、パワーがある相手とあって33〜35号クラスを用います。道糸は10〜16号、オモリは30号でイシダイ用天秤やジェット天秤を使用します。そして、仕掛けはハリス12号を矢引き程度とし、以下のように餌によってハリを使いわけています。

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中型がメインですが、大物のヒットに備えて強いタックルで挑みましょう。

マムシを餌に使用するときは、ハリスまでたくし上げやすいカンつきタイプのタマンスペシャルの20号などを使用します。この場合、ハリスの保護(フグ対策)のためにチモト部分にビニールパイプを通すのが得策です。

ユムシやエビを使うときはハリ先が常に出るようにユムシコウジ18〜20号のようなフトコロが広いタイプを用いるのが有効です。

なお、大きなエイがくることもあるので、ドラグは緩めておきましょう。

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