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紀州・地磯ガイド【南紀】樫野崎・弁天
南紀の沖磯の中でも超1級とされるカツオ島を眺める好立地とあってグレをはじめ、アオリイカ・ヒラスズキ・青物などの実績も抜群。北東に面する釣り場だけに南西からのウネリが入ることが多い春〜秋にも要注目!!
【地磯釣り場】樫野崎・弁天のポイントガイド
潮通しのいい弁天はグレの魚影が濃く、樫野エリアの渡船を利用する人にも人気がある。
●Ⓐの釣り座…磯際からハエ根が少し出ており、必ずといっていいほどサラシができる。ここではハエ根の切れ目と、サラシと沖の潮目の合流点の2個所が狙い目となる。
●Ⓑの釣り座…釣り座左前方にあるシモリの周辺と、沖の潮目が狙い目。
●Ⓒの釣り座…磯際からダラダラと落ち込む形状となっている。その落ち込み付近で発生する潜り潮を狙う。潜り潮が見られないなら沖の潮目を遠投で狙うとよい。
●Ⓓの釣り座…弁天における本命釣り座。出潮、入り潮ともに釣りやすいぶん釣果が期待できる。足もとの右側にハエ根が出ているが、釣りづらさは感じない。常に発生しているサラシとハエ根の周辺の他、沖の潮目が狙い目となる。
Ⓐ~Ⓓのいずれも比較的足場はよい。また、水深が豊富であるうえ、海底は複雑な岩礁帯とあってグレの魚影はすこぶる濃いという特徴がある。
【地磯釣り場】樫野崎・弁天のアクセスガイド
紀勢道・すさみ南ICでおりてR42を串本方面へ約30分南下。潮岬東入口交差点を右折して県道41を進み、浅海交差点を左折して県道40へ。くしもと大橋を渡って約10分直進すると樫野崎灯台の駐車場に到着する。
駐車場からは徒歩で樫野崎灯台方面へ向かう。しばらく歩くと右手にトルコ記念館とトルコ軍艦遭難慰霊碑が現われる。さらに先へと進むと左手にトイレがあり、正面に樫野崎灯台が見える。灯台入り口の手前にある遊歩道の左の進路を取ってしばらく進むと、チェーンのみが掛かった柵の切れ目がある。ここから山道を下る。
山道は比較的緩やかな下りだが、滑りやすい個所もあるため足もとには注意が必要。山道が終わって海が見えると大きな岩場の弁天が目に入るが、ここからしばらくは岩場を下るため気を抜かないこと。ゴツゴツとした足場のわるい岩場は特に注意して歩くことだ。
下りきってから弁天に行くまでに水道があるが、一部分だけ岩が高くなっている部分がある。大潮や中潮の満潮時でも問題なくエントリーできる。
必読
※上記のリンク先にある「地磯釣行時に守るべきルール」を必読していただき、ルールをしっかりと理解したうえで安全第一、マナー順守を留意して地磯での釣りをお楽しみ下さい。
注意点
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