家族・子供と行きたい日本海の穴場スポット｜三松漁港のキス釣り

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三松漁港のキス釣りの概要

キス狙いは10月上旬まで楽しめます。シーズン後半は遠投が有利。１年中通い詰めている本格派のキャスターがいるほど魚影の濃いところです。

日本海に通い慣れていてもここを知っている人は少ないのではないでしょうか？　主要道から外れているため見過ごされやすい釣り場ですが、近辺にある音海の大波止や学校裏、若狭高浜海釣り公園といったメジャーポイントにひけを取らないポテンシャルがあるため要注目です。

環境は抜群です。港回りは整備されていて足場がよく、ファミリーフィッシングにもおすすめです。また、砂浜は荒れにくいため波気が多少あるときでも竿を出すことができます（海水浴客がいる時間帯は竿を出さないこと）。もちろん、トイレも設置されています。

７〜８月のイチ押しターゲットは何といってもキス。港回りはほとんどが砂底のためとても魚影が濃いです。例年だと５月下旬から釣れ始め、８月にピークを迎えます。６〜８月は群れが広範囲に散らばっているためあちこちで釣れます。

釣れるサイズは10〜20㌢。ときには30㌢級も飛び出します。数は半日で20〜40匹は期待できるでしょう。

数釣りを楽しむなら朝夕ははずせません。特に朝は好釣果が上がる期待大。４時半〜７時にかけての竿出しがおすすめです。夕方から楽しむなら17〜19時半にかけてがいいでしょう。

数釣りのコツ

まずは３㍍前後の投げ竿を使ったスタイルで30〜50㍍以上沖を広く探り、その日のキスの居場所を突き止めましょう。

手前で釣れることがわかれば、エギングタックル＋市販仕掛けの手軽なチョイ投げに切りかえ、波止やサーフをフットワークよく釣り歩くといいでしょう。

沖を狙える道具とチョイ投げの道具を揃えて効率よく釣るのが数を上げるコツです。

餌はイシゴカイのみでＯＫですが、餌取りが多いときや、濁りのあるときは人工餌（マルキユー・パワーイソメなど）に切りかえてみるのもいいでしょう。また、上バリにイシゴカイ、下バリにパワーイソメという具合に２つをセットして釣り始め、好反応が得られる餌を見きわめて使うと効率的です。

サビキ＆エギングも要注目!!

豆アジの回遊も見られる時期ですから３号のサビキ仕掛けとアミエビも用意しておきましょう。また、早ければ８月中旬以降にはアオリイカの新子が期待できます。２号前後の小型餌木で狙ってみましょう。

おすすめ観光スポット

三松漁港周辺で釣りをするときは脇坂公園の駐車場に車をとめましょう。駐車場の階段をのぼり、さらに上へ進むと若狭湾を一望できる展望台があります。ここからの眺めがもう最高です!!　快晴時なら越前海岸や白山まで望めますよ。私の知る限りでは、メディア（ガイドブックやテレビ）でここが紹介されたことはありません。

また、展望台の下にある500㍍ほどの遊歩道は気分転換の散歩コースにピッタリです。遊歩道沿いにある足場のいい磯ではブラクリやワームでガシラが狙えます。

なお、公園に隣接した管理畑には立ち入らないで下さい。

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