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暑中を楽しむアイデア公開!! 夏の釣りの知恵袋
暑さ対策、水分補給の考え方、視界がきかない夜釣りでのストレスなど、夏ならではの悩みはいろいろと…。快適な釣りをサポートするアイテムや釣果アップに繋がるベテランのワザを参考にして夏の釣りを楽しみましょう!!
夜磯では餌使いが肝心。
発光&漬け込みで好釣果を!!
これからの時期、グレやイサギを夜のフカセ釣りで狙うことが多くなります。この時期のイサギはとてもおいしいのでお土産として喜ばれますし、時合待ちには大型のコロダイ・タマミ・イズスミなどの強い引きを味わえるとあって足繁く磯へ通うことになります。
そこで、ここでは夜のフカセ釣りで使用する餌について紹介したいと思います。
磯の夜釣りでは生の沖アミやアミエビをバッカンの中で混ぜて使います。このうちで扱いに注意しなければならないのがアミエビです。というのも、アミエビは解凍寸前に集魚効果のある光を発するからです。そのためしっかりと凍っているものを購入し、使用するまで解けないようにクーラーで保管しておくことが大切です。また、釣り場ではミキサーや撒き餌シャクで削り取りながら沖アミと混ぜるようにします。一気に砕くと解けるのが早まり、発光力とともに集魚効果が落ちるので注意しましょう。
刺し餌は、通常は餌箱に入れていると思いますが、夜釣りの際は撒き餌の沖アミを取ってハリつけるようにしています。
数年前に釣友と南紀・伊古木の丸島へ夜釣りに出かけたときのこと、その日は暗くなると同時に良型のイサギの時合がやってきました。そして、そこそこヒットを楽しんだところでピタリとアタリが止まりました。このようなときは大型魚が回ってきており、突然の大アタリに驚かされることが多いものですが、この日は何時間も沈黙が続きました。
そんな中で「きた〜!!」という釣友の叫び声がしました。見ると海面に60㌢オーバーのコロダイが浮きました。どのようにして釣ったのかと仲間に聞くと「アミエビの解け汁に漬け込んだ沖アミを刺し餌に使ったのがよかったのでは?」とのこと。さっそく私もマネてみると何と1投めで40㌢クラスのコロダイがヒット。その後も立て続けにグレやメンドリをキャッチできたのです。
アミエビの汁に漬かった沖アミを刺し餌として用いたのがよかったのか、たまたま他魚の時合がやってきたのかは定かではありませんが、それ以来、夜釣りのときはこの方法を実践していています。みなさんもぜひお試し下さい。
(文:福永知也)
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