※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
熊野の海の最旬娯楽 Vol.2 浦神沖の良型イサギ
釣り味、食味とも最高。
旬のイサギの手応えに満足!!
浦神沖〈三重県〉
旬を迎えるイサギは釣ることはもちろん楽しいけど、脂が乗った刺し身でお酒を一杯…、というのも大きな魅力である。そんなおいしいイサギを狙って5月中旬に那智勝浦町の浦神港から出船する西漁丸へ出かけてみた
(カメラ/文 小林太造)
タナを広く探る作戦が正解!!
午後1時、浦神港に到着(最近は午後からの釣行がもっぱら多くなった。歳のせいか? 苦笑)。準備を済ませて午後1時半に出船した。
しばらくしてポイントに到着すると「30メ-タ-!! 潮が速いですよ」との指示が船長から出た。さっそく仕掛けをおろすが、あっという間に船が流されてタナがかわるから釣りづらい。そのうえ底の根がきつく、隣で竿を出している同行の片岡君は根掛りで苦しんでいる。
「餌とコマセの同調が難しい…」と思っていると、しばらくしてトモで竿を出していた同行の片木さんが「きたぁ~!!」といっていい型のイサギを釣り上げた。
「タナは20メ-タ-!!」とのことで、すぐにそこに仕掛けを合わせるが、なかなか釣れない。そんな私を尻目に隣の片岡君が35㌢前後とまずまずの型のイサギを釣り上げた。
焦る私に「タナを広く探った方がいいですよ!!」と船長からアドバイスが飛ぶ。それでコマセカゴの餌の放出口を少し閉め、30㍍あたりからゆっくりと巻き上げてみる。
これが正解!! 20㍍でアタリがでてイサギがダブルでヒット!!
その後、同じような釣り方で40㌢前後混じりでポツポツとヒット。最終的に3人で何とか30匹ほど釣り上げることができた。
今日は他の船も厳しい状況だったようだ。今年はイサギが不調ということだったが、6月初旬から良型のイサギが釣れている。この様子なら6月下旬までは楽しめるのではないだろうか。
なお、6月14日現在、西漁丸の船長によるとイサギが好調に上がっているとのこと。この機会に釣り味、食味を満喫してほしい。
ワンポイントアドバイス
イサギは比較的簡単に釣れる。仕掛けもシンプルで釣りやすい。
私は電動リ-ルを使用したが、LT(ライトタックル)で狙うのも楽しい。食いがいいときにはウィリ-をセットすれば数釣りが楽しめる。
好釣果を上げる近道は船頭からの指示ダナをきちんと守ること。ハリスの長さにもよるが、だいたい指示ダナよりも1~2㍍沈めてから巻き上げると、仕掛けとコマセが同調しやすくなって魚にアピ-ルできる。潮が速いは2B~3Bのオモリをハリスに1~3個つけるとよいだろう。
インフォメーション
西漁丸 | ||
---|---|---|
HP | http://minnaga.com/seiryoumaru/ | |
住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町下里 | |
電話番号 | 090-2248-5230 | |
料金 | イサギ狙いの フカセ釣り |
8,000円(餌なし、氷つき) ※午後便は午後1時半から夕方まで。 |
備考 |
■餌は各自で用意すること。午後からのイサギ狙いなら沖アミ3㌔が必要。 ■竿、リール、竿受けなどのレンタルタックルは無料。 |
【小林太造プロフィール】
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。