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【チヌ釣りQ&A・落とし込み〜ヘチスタイル〜】アタリをとりやすい竿の角度とは?
Q:アタリをとりやすい竿の角度とは?
深ダナ狙いでは竿先でアタリをとることが多いですが、穂先とラインの角度によって伝わる反応が違う気がします。最もアタリがわかりやすい角度を教えて下さい
A:45度でキープするのが基本
基本的に、海水温は2月の下旬で底を打って上昇に転じます。それまでのチヌは深いタナに身を潜めるため深ダナまで餌を沈め、アタリを待つという釣りをすることが多くなります。
ご質問はそのときの竿のポジションについてですね。竿を上へ向けた状態でアタリを待つという人はいないはずです。となると、穂先と道糸の角度は竿を水平にキープしたときの90度から、竿を真下に向けたときの180度の状態の中でどの角度がよいかということになります。
穂先に最も大きなアタリがでるのは竿とラインが90度になる状態です。ただ、穂先の抵抗が魚にとって違和感になるということに加え、腕への負担が大きくて体勢をキープし続けることができないというデメリットがあります。
一方、竿を真下に向けると、アタリはラインを通してダイレクトに手もとまで伝わります。これも魚に違和感を与えることになりますし、ひったくるアタリだと対応できずにラインブレイクの可能性が高まります。
このことからその中間である45度、穂先とラインの角度でいえば135度ぐらいがベストだといえます。この角度ならアタリを確認しやすく、餌をくわえた魚に違和感も与えません。また、ひったくるアタリへの対応が容易で腕の負担も抑えられます。
アタリが非常に少ないうえ、とても渋くて微妙な反応しか見られない時期です。そんな中で集中力を保ち続けるには穂先の動きをとらえやすい下向き45度を中心に、ポイントの状況(高さ、風向き、強さなど)に応じて調整することです。そうすればその日のベストポジションをつかむことができるはずです。
(解説:井川 智)
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